【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

ドローンパイロットを目指す日々を徒然なるままに…(疲れたら愛車ジュリエッタのことも時たまに)

26. 今後の方針はマイクロドローンに決定!

いやー、11月半ばから2月末まで仕事忙しかったなー。

体重も5kgも落ちてしまいました。

 

それを乗り越えホッとするも束の間、今度は会社の経営方針が一変。

4月から、他社と業務提携したと同時にそちらの会社から新たな経営者が来て、ついに5月末の株主総会で旧経営陣は一掃され新体制に移行しました。

老いたるドローンおじさんは変化についていくのが大変です。

 

そんなこんなで、ドローン練習もままならず、気づくとドローンスクールにかよった激闘の日々からもうすぐ一年となろうとしていました。

「こりゃイカン。」

気持ちを新たに頑張らねば!

 

 

師匠との再開!

 

まずは、わが師匠であるインストラクター鏑木氏に、ドローン業界の現状を聞きに行くことにしました。

初心に帰る意味もありますね。

 

潮見飛行場がなくなった後、我が母校DSJ東京渋谷校はスクールを再開しておらず、鏑木氏もDSJグループのお台場ヴィーナスフォート校に移られていました。

 

と言うことで、5月25日、早速お台場ヴィーナスフォート校へ車を走らせました。

(たまには車も乗らないとね。)

 

 

お台場ヴィーナスフォート校はショッピングモールの中にあり、買い物していると突如ドローンスクールが現れるという新鮮なスクールでした。

なかなかお洒落で潮見とは大違いです。

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「お久しぶりです!」

「おー! 流れ星さん。お元気でしたか!」

 

師匠と会うのは、昨年の7月29日に潮見飛行場見納めドライブに行っていらいです。

 

「その後はどうですか? ドローンは買われましたか?」

 

「いえ、相変わらずトイドローンで練習してますよ。

まだ何を買ったらいいか迷ってまして。都内だとドローン買っても飛ばせるところがないですからね。

無線の資格も取ったんですけどねぇ。」

 

「DJIならMavic 2 Proが、いいですよ。画像が本当にキレイですから。

あとは、マイクロドローンもだんだん需要増えているようですよ。細かいところを飛べますからね。」

 

「そ~なんですね。オンナノコズの空撮映像感動しましたからね。マイクロドローンなら自宅でも練習できるしいいかもしれないなぁ。」

 

「流れ星さんはマイクロドローンやっちゃってくださいよ。ぶっちゃけ大きいドローンは簡単ですからね。流れ星さんならいつでもすぐ飛ばせますよ。」

 

 

「DSJが押してたソーラーパネルなどを赤外線カメラで点検する業務は需要増えているんですか?」

 

「あれはダメですね。色々な企業が一気に参入したので値崩れしてるみたいですよ。」

 

 

「あと、ブログに書いてくださってありがとうございます。

スクールのスタッフが見つけて『これ鏑木さんじゃないですか』って教えてくれたんですよ。」

 

「すいません。事前におことわりもせず。アクセス少なくてお恥ずかしいばかりです。」

 

 

などなど。

1時間ほど話をして、色々とドローン業界の現状をお聞きしました。

 

「よし、決めたぞ。まず最初にマイクロドローンを極めよう! (機体安いしね。スクール代金のローンも来年の6月まで残っているしね。)

 

マイクロドローンと言えばTiny Whoopだな。

師匠の言うとおりまずは秋葉原に行って機体やプロポを探してみよう!」

 

という事で、秋葉原に行ってきました。

 

秋葉原『スーパーラジコン』ショップへGO!

 

秋葉原は本当に久しぶりです。

すっかり様変わりして、駅の出口がどこかもわからないほどです。

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iPhoneのマップをたよりに、まずは『スーパーラジコン』という、いかにもラジコンの事なら何でもこい、ドローンも面倒見てやるぞ!という雰囲気を醸し出している名前の店を目指しました。

 

ただ、事前にネットで『秋葉原 ドローン ショップ』などと調べても、ほとんど何もヒットしないことに一抹の不安を覚えてはいました。

ヒットしたのがスーパーラジコンぐらいだったと言ったほうが正確かもしれません。

 

まあでも、そこは天下の秋葉原。行けばなんとかなるに違いないと信じておりました。

とにかく、マイクロドローンは何をどう揃えたら良いのか皆目見当もつかないので、取っ掛かりを見つけたいものです。

 

スーパーラジコン到着しました。

ただ、一瞬気づかず通り過ぎちゃんたんですよね。

何と言いますか、もう少し派手と言いますか、大規模といいますか、圧倒的な存在感があると勝手に想像してたようです。

 

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「スーパーかぁ。名前がね、少しね期待もたせちゃうよねぇ。」

 

まあでも気を取り直してまずは2Fへ。

 

「おっ、意外と奥行きあるねぇ。しかしミニ四駆ばっかりだな。うーんドローンはどこにあるのかなぁ。2Fじゃないな」

 

3Fへ移動です。

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小さく『ドローン』と書いてありました。

 

「エアガン、ミニ四駆、ドローンか・・・。エアガンってラジコンなのかなぁ。

しかし、このフロアであることは間違いないな。」

 

確かにありました。しかしほんの小さなコーナーしかなくトイドローンばかりです。

あとは大部分エアガンのスペースでした。

ミニ四駆のちょっとしたコースがあり、若者が走らせてます。

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期待していだけに落胆も非常に大きいものでした。

『スーパーラジコン』を早々に諦めて、次なる目標地ドローンの遊び場『YJ BASE1』を目指すことにしました。

 

ドローンの遊び場『YJ BASE1』へ!

 

『YJ BASE1』は、ドローンの遊び場。秋葉原に登場!とHPやTwitterFacebookにアップされておりTiny Whoopらしきドローンを皆楽しげに飛ばしている写真や動画がアップされてました。

 

「ここに行けばきっと、業界に詳しく親切な人がいるに違いない。(スーパーラジコンの店員はちょっと近寄りがたかった。)

たぶん初心者もいるでしょうし、仲間になれそうな共通の思いを持つ人がいるに違いない。

でもなー、オッサンはいないかなー。小学生に教えてもらうかなー」

 

目指す住所にたどり着きました。

6月には珍しく真夏のように暑い日だったのでフラフラしながらたどり着いたという感じです。

 

しかし、そこにはTwitterの動画のような楽しげな『遊び場!』らしき形跡はどこにもありません。

 

「やや。また通り過ぎちゃったのかな。俺も最近ボケてるからなー。」

 

その周辺を3回もぐるぐる歩きましたが、やはり何もないのです。

住所にあるのは『東京広告』というブルーの看板が印象的な雑居ビルでした。

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「うーん、専門家に話をきいたり仲間と出会うどころか場所すら存在しなかったなぁ。」

 

調べておいた2箇所が空振りだったので行くあてがなくなり、元きた道をトボトボと引き返しました。

 

「師匠!まるでダメでした。本当に秋葉原に専門店はあるのでしょうか。」

 

 

仕方ないので先ほどのスーパーラジコンに戻って、話しかけづらそうなスタッフにでも聞いてみるしかありません。

 

 

再び『スーパーラジコン』へ!

 

またまた、スーパーラジコンの3Fに戻ってきました。

 

「あの〜、スイマセン。秋葉原にマイクロドローンを扱っているショップってありますか?」

 

ミスタービーン似のスタッフはロボットのような口調で

秋葉原にはそのような店はないです。」

と的確かつ冷酷に答えてくれました。

 

「ないんですか?」

 

「エエ、ありません。」

 

「じゃあ、タイニーウープとかもないんでしょうか?」

 

「タイニーフープですか。」

 

「あっ、そっそうです、タっ、タイニーフープです。」

 

「funfunという店で買う方多いようですよ。ただ大阪ですけど」

 

「大阪ですか・・・」

 

「近くに『YJ BASE1』というドローンスタジオあるはずなんですが見あたらないんですよね。」

 

「あそこはイベントがある時だけの貸しスペースですよ。」

 

「そうなんですね。遊び場って訳じゃなくてね・・・」

 

 

マイクロドローンやタイニーフープの専門店は秋葉原にはないらしいです。

マイクロドローンでは商売割に合わないのでやるところはないとのことでした。

ネットで買うしかないそうです。

 

オンナノコズ映像のドローンはタイニーフープじゃなくて、なんとかかんとかとのこと。

プロポはやっぱりフタバ製がいいのかと問うと、日本でプロポ作ってるのがフタバだけだそうです。

あとプロポはなんとかかんとかで、なんとかかんとかの規格のものを買わないとなんとかかんとかと言ってました。

 

聞き取り不能部分についてはそれ以上は聞けずに退散しました。

  

私が思っている以上にマイクロドローン流行ってないんじゃないでしょうか。

と言うより、特にTiny Whoopは本当にまだ日本で始まったばかりなのかもしれません。

 

まあでも、そうと決まればネットを調べて買うしかありません。

いちおう何かしら取っ掛かりはできたと言えばできたので、秋葉原に来た目標は達成したと言えば達成したのでした。

 

 

「さあ。遠回りしたけどこれでやっとスタートラインについたぞ。頑張って調べてみるか!」

 

何だかいつまでたってもスタートラインのような気になっちゃいます。

エッシャーの無限に続く階段を登ってる気分ですね。

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