【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

ドローンパイロットを目指す日々を徒然なるままに…(疲れたら愛車ジュリエッタのことも時たまに)

9. ドローンスクール資金捻出計画

過去の自分が犯した罪は、未来の自分が背負っていかねばなりません。

つい先日の自分が申し込んでしまったドローンスクールの費用も、未来の自分が背負っていかねばならないのです。

 

 

 

さて資金調達をどうするか

 

「支出管理」というiPhoneアプリで毎月ざっくりと自分の使っているお金を管理してますが、毎月赤字が累積し、それをボーナス時の臨時収入でカバーしているような状態を続けてます。

支出管理

支出管理

 

そういった中で、ドローンスクールを24回払いでぶっ込んできた過去の自分は、かなり無謀な奴であることは間違いありません。

 

妻には、「ちょっとドローンスクール見つけたから6月行ってくるよ」と軽い感じで伝えておきました。

さすがに、何も言わずに突然出かけたら不自然ですからね。

 

「へー、面白いとこ行くね。いくらかかるの?」

当然な、非常に自然な会話の流れです。

「1万4000円くらいかな。」これもさらに軽〜い感じで答えました。

噓は言ってません。

月々1万4000円くらい(正確には1万4600円)なのですから。月々を省略しただけです。

 

私はわかっています。たとえ自分が36万円という価格に麻痺していたとしても、初めて聞く人にとっては法外な金額に思えるということを。

 

 

上杉鷹山に学べ。財政再建術! 水は買うな!

 

さて、どうしたものか。しかも今回は、ボーナス払いまであるのです。

『これは上杉鷹山ばりに細かく無駄を省き、財政再建を図らねばならないなぁ。とにかく毎月1万5000円を捻出しなければ。』


『何かあるかな無駄なもの。

まずは、毎日買ってるペットボトルのミネラルウォーターやめるか。カラダにいいかと思って中硬水飲んでたけどあれ無駄ですよね。

会社にミネラルウォーターの給水器あるんだから、それ使えばいいもんな。

そう言えば家にスタバのステンレスボトルあったな。あれ全然使ってないから丁度いいや。

一日200円✕20日で4000円は節約できるな。オッ、早くも4000円も節約できた。いい調子じゃん。』

 

ビールはやめろ!

 

『次はーっと、あるねビールだな。正確には第3のビールだけど。

たまに帰りに買って帰るビールはやめとこ。

以前は「酒は友」とか言って毎日飲んでたけど、控えたら体重もコレステロール値も下がったもんな。この際だから全面的にやめちゃおう。

アルカポネ真っ青のエリオットネスばりに禁酒ですな。

これはどれくらい節約かな。2,000円くらいかな。

これで合計6,000円達成しましたぁ。』

 

すぐに、6,000円も節約できそうなのですっかり安心し、こんな感じで行けばまぁ大体なんとかなるんじゃないかと思い、節約計画はこの辺でうやむやに終了してしまいました。

 

 

隠し球あり

 

『ヤバくなったら本格的に考えることにしよう。

あまり細かく縛るとカラダからセコいオーラが出て来ちゃいそうだからな。

頭ハゲててカラダからセコいオーラ出てたら最悪だしね。

いざとなれば美容院4,800円を1,000円カットにするとかもあるからね。

美容院行ってるのも飲み会の時のネタ作りみたいなもんだからなぁ。

 

「エーッ、どこ切ってもらうんですかぁ。」

なんて皆んな食いついてくるもんね。これ鉄板ネタだもんなー。

でもネタもいらないって言えばいらないし、上杉鷹山なら顔真っ赤にして怒るところかもね』

 

 

あとはラッキー頼みで…

 

資金捻出計画は、意外と詰めが甘いまま先送りされました。

運用についてはさらに怪しい、まさに骨抜き計画と言えるでしょう。

赤字がわかっていながら、さらに未来の自分へツケを回すところは、どこぞの政府と同じであり、人間の性とも言えるのではないでしょうか。

 

このように、個人的欠点をあたかも人間全体の傾向であるかのように一般化すると、何か高尚な思考のように感じられ、自分事ではなくなり、責任感が薄れてくるので私はよく使う手ですが、簡単に言うと無計画、無責任で何も考えてないという事になるんですよね。わかってます。

 

しかし、最後どうしてもこんな風に考えてしまう自分がいるんですよね。

『あとは、ガモウひろし著「とっても!ラッキーマン」みたいにラッキーで乗り切るしかないな。

小学生の時はラッキーボーイと呼ばれてたし何とかなるでしょ。』

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