【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

ドローンパイロットを目指す日々を徒然なるままに…(疲れたら愛車ジュリエッタのことも時たまに)

12. ついに始まりました! DSJフライトコースの巻

ついにこの日がやって来ました。

2018年6月9日、フライトコース初日です。

 

朝8時半、先週、車で潮見までのルートをテスト走行をしているので、安心して自宅を出発。

なんとも気持ちよく晴れた日で、すこぶる気分が良いです。

 

首都高を飛ばし一路潮見を目指します。

ジュリエッタよ。今日も快調だな。』などと思っている間に到着しました。

 

ちなみに、蛇足ですが、JINSのSwichシリーズのサングラスは本当に便利です。ド近眼の私はいつもはSwitchシリーズを普通のメガネとして使っていますが、いざ車の運転の時は、偏光サングラス部分だけマグネットでくっつけています。あたかもウルトラセブンのウルトラアイのように。

くっつける時、思わず『ジュワッ』と心の中で言ってしまうほどです。

トンネルで暗くなったら、パッと外してお気に入りのazzunaドリンクホルダーに挿しておけばよいですし、また眩しくなったら、さっと取って『ジュワッ』とやればよいのです。

あー、なんて便利なんでしょう。

ちなみに、偏光サングラスは非常に高機能で、フロントガラスへのダッシュボードの映り込みが、見事なまでに消えるのです。運転には欠かせないアイテムですね。

付け替え用のミラーサングラスも持ってますので、一度で二度おいしいどころか三度おいしいメガネとなっています。

JINSさん。本当にナイスアイデア。いい仕事してます。

  

 

 

話は潮見に戻りまして、9時半から11時までまずは座学です。講師はスカイロボット社顧問 村田氏です。

受講者は今回もなんと私一人でした。

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『とにかく一人のパターン多いな。座学も完全個別指導とは。』

座学はドローンの概要といった内容で、非常にわかりやすい講義でした。

 

引き続いて期待と不安の入り混じった実技に移ります。インストラクターはおなじみの鏑木氏。

「よろしくお願いします!」

「頑張りましょうね」などと会話したのではないかと思います。

 

実技で使うドローンは、DJI F450という機体でした。Phantomシリーズのような安定感がなく練習には持ってこいのようです。

音も迫力あります。トイドローンH170は「ビーン」という、蜂というより蚊みたいなか細く神経質そうな音なのですが、F450はというと「ヴォーン」という音で威嚇してきます。こちらも蜂というより、巨大昆虫みたいな唸り音です。

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ドローンにはGPSで飛行を自動制御するPモードと、GPSオフでマニュアル制御するATTIモードがあります。スクールはもちろんATTIモードでやります。GPSオンは初めのお試しだけで、すぐにGPSオフのATTIモードに移行しました。

ATTIモードだと、機体はまるで氷の上を滑っているように、動かした方にどこまでも動いて行ってしまいます。

まさに、ニュートンも真っ青の慣性の法則が体感できます。私のトイドローンも不安定なのですが、ここまで滑る感じはありませんでした。

 

トイドローンとフライトシミュレータでの練習が少しは役に立っているようで、初歩の実技はどんどん進みました。

『ムハハハ、才能が開花しているな。完全復活だー』と、すっかりなくなっていた自信を回復しました。

それはあたかも、ケンシロウと戦い深手を負ったラオウがコウリュウを破り、完全復活を確信した時の心境のようでした。

ここでしばし昼休みとなりました。

 

潮見駅周辺はあまり飲食店がなく、なか卯とかオリジン弁当が見えるくらいです。

『もう少し歩いてみるか。何かあるかもしれん。』周りをぐるっと歩いてみましたが、すき家が現れた程度でそれ以上何がある雰囲気もありませんでした。

すき家で食事を済ませた後、今度は逆側を攻めてみました。

そちらもマンションや企業の物流センターのようなものが点在するだけでした。

工事予定の大きな空間は、東京オリンピックに合わせてホテルが建つようです。

 

 

よく晴れ渡っており、午前中は順調に進んだので、すこぶる気持ちがよかったことを覚えています。

 

まあでも、そんなに甘くはないですよね。

簡単に習得できる技能なら、YouTube先生で十分だったはずですから。

 

午後は、少し風が出てきました。風の影響は意外と受けるんですよね。

「オットット。アレー。」など午前中には出なかった声が出るようになりました。

 

『うーむ、やはりちょっくらちょいとはいかないな。円運動したいのに楕円になっちまう。ヤベ、これじゃあハレー彗星並みの楕円軌道だよ。戻ってくるのに76年だよ』

 

コースを大きく逸脱すると、インストラクター鏑木氏が操縦を自分のプロポに切り替えて元に戻してくれます。

「それでは、この場所からもう一度やってみましょう。はい、操縦渡しますねー。」

「か、かしこまりましたぁー。」

 

途中で休憩を挟みつつ、このようなことを繰り返します。マンツーマン指導なので、ひたすら特訓あるのみなのです。

ベストキッドのカンフー特訓なみです。鏑木氏がジャッキーチェンに見えてきました。

 

一番頭が混乱するのは、ドローンが前を向いている時であれば、右に行きたければスティック右に、左なら左、前後なら前後と、至極もっともな誰でも理解できる操作なのですが、ひとたびドローンの向きが180度変わると、「右に行きたければ左だよーん、左は右だし、前なら後ろ、後なら前だよーん」とスティック操作が真逆になることです。

それだけなら、まだいいです。更に90度回転して横向きになると、「今度は右に行きたかったら前で、左は後ろだよーん。でもドローンが左向きに横になってたら、右に行きたかったら後ろだよーん」とかってなるのです。

この連続する「だよーん攻撃」で頭は混乱し、私の貧弱なCPUは処理しきれずに、「右だったらたぶん左だよーん」などと間違った指示を右手親指に出すものですから、結果としてドローンは「左に入れたら後ろに行っちゃうよーん」となり、最後はジャッキー師匠に「それでは、一旦操縦変わりますねー。はい、ここからもう一度お願いします。」と指導が入るわけです。

 

 

夕方となり、本日の修行は終了しました。

 

基本、親指しか動かしていないのですが、ものすごく疲労しました。

帰りの運転は途中睡魔に襲われてしまいました。

寝ぼけて運転していると「右だったら左だよーん」などと危険運転になりかねません。

ジュリエッタには衝突回避システムなどという邪道なものは一切備わっていません。

普段の私なら「車は人間が運転するものだ。衝突回避かなにか知らないが勝手に運転に介入するな」と、あたかも家族の気遣いにまるで無頓着で、威張ってばかりいる頑固で嫌われ者のお父さんみたいなことを言っておりますが(その割にはABSやESPには頼りきっていますが)、肝心要の人間がこのような「だよーん的ダメ人間」状態ですと、「少しくらいなら機械が助けてくれるのもありか。」とも思いなおすわけです。

 

家に帰るとしばらく爆睡してしまいました。

翌日のために、その日はめ早めに就寝したことは言うまでもありません。

 


6月10日。フライトコース2日目です。台風が近づいており昨日とうってかわって、肌寒く、時折小雨が降る天候でした。

 

高速は土曜日よりさらに空いており、ストレスなく早めに到着しました。

 

いつもの可愛らしい受付嬢もおらず、鏑木氏のみ出迎えてくれました。今日は他のスクールも誰もおらず我々だけとのこと。

ついに、マンツーマン指導を越え、貸し切り指導になりました。

 

 

本日は終日実技です。さっそく、昨日の続きから始まりました。

昨日は最後の方、頭が混乱してあまり気づきませんでしたが、カリキュラムは意外と早く進行していました。

YouTube先生による指導、トイドローンやシミュレータでの練習も無駄ではなかったようです。

 

 

この日も、ドローンの方向を変えてのホバリングや、移動操作を連続でやると、さっそく頭が混乱してきました。

『また出たな、だよーん星人。今日は克服してやるぞ』 始まったばかりなので、まだ元気です。

 

しかし、気を抜くとすぐに操縦不能になるので、頭をかなり使います。

午前中でかなり疲労を感じました。

 

鏑木氏曰く「人によって苦手な向きがあるんですよねー」。

私は、横向きより対面飛行の方が不安定になるようでした。珍しいパターンとのこと。

 

「たまたまトイドローンで練習してきて本当に良かったです。ここで初めて操縦する人はすぐにできるようになるんですかね?」

素朴な質問をしてみました。

結構苦労する人多いらしく、既定の日数で受からない人もたまにいるとか。

そりゃそうですよね。無理ですよ。いきなり「だよーん」は。

 

昼は駅近くのオリジン弁当のイートインスペースで食べました。歩いても何もないことはわかってます。寒かったので豚汁を追加しました、大量によそえて、さらに非常に美味しく大満足です。

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食後は休憩所で温かいジャスミンティーを飲みながら午後のカリキュラム待です。少し仮眠しました。

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午後はどんどん寒くなってきました。風もますます強くなってきます。

受付嬢やっときました。どうやら寝坊のようです。我々しかいないし、今日は休んでも良かったんじゃないかな。

 

午後の修行は、すでにフライトコースはクリアしたので、ビジネスコースを少し先行でやりますかとのこと。

「やりたいです。やりたいです。ぜひに。ぜひに」

少しでも先に進まなくてはなりません。

なぜなら、ビジネスコースの最後は、8の字飛行を成功させなければいけないのです。

今の状態では、できる見通しは全くありませんでした。

 

その後も、途中休憩しては、温かいジャスミンティーを飲み、また特訓の繰り返しで、フライトコースは終了しました。

 

最後に少しだけDJI Phantom(ファントム)4を操縦させてもらいました。さすがはドローンの銘機だけあります。各種センサー装備のため抜群の安定性で、操縦がうまくなったと感じます。

この日は、だんだん強くなる風に悩ませられましたが、Phantom4でGPSオンにすると、少しの風ではびくともしません。

 

フライトコースめでたく修了です。みっちりと修行した2日間でした。来週はさらにレベルアップするビジネスコースです。

それまでに、自宅でも研鑽を積まなければなりません。そうでないと、とても8の字飛行まで到達できる自信がありません。