【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

ドローンパイロットを目指す日々を徒然なるままに…(疲れたら愛車ジュリエッタのことも時たまに)

18. ジュリエッタ入院 (ドローンの話全くなし)の巻

完全に具合悪いわけじゃないんだけど、なんだかどこかしっくりこないという体調の時ってありますよね。例えば「最近、なんか動悸というか、軽く目眩がする時があるんです」など。そういった時は、早めに医者に診てもらった方がいいと思います。

どこも具合が悪くなかったとしても、生活習慣での注意事項をいろいろとアドバイスもらえて、大事を未然に防げることがあるかもしれません。

そうしないと、ある朝、激しい動悸で目が覚め、朝の4時ごろに救急車で病院へ搬送されちゃったりすることが起こらないとは言い切れないのです。

 

そーなんです。そうなってしまったのは何を隠そう私なのです。あの時は本当にびっくりしました。

数年前のある明け方、異様な動悸で目が覚めたことから事態は始まりました。

『ウーッ、これはただならぬ感じだぞ。胸がくっくるしい。こりゃ心筋梗塞かもしれん。なったことないけどそんな感じだぞ』

妻も起きて心配そうに見ていましたが、どんどん動悸が激しくなってくるのです。

「救急車呼ぼうか」

「うー、たったのむー。」

 

救急車の中で、脈をはかってもらいながら、私は人生初といえる、かなり具体的な死の恐怖と戦っていました。

あとから妻に聞いた話では、救急車に乗ったとたん、車内が猛烈に酒臭くなり、救急隊員の中に『コイツただの酔っぱらいじゃないの』と言う雰囲気が漂ったそうです。

そんな雰囲気を知らぬ私だけが、「うー、また動悸が激しくなってきました〜」と今にも死にそうな声と弱々しい目で訴え続けていました。

 

心やさしい救急隊員は、とりあえず酔っ払いを病院へ送り届け、速やかに去っていったと思われます。

心筋梗塞で生死をさまよっているわりに、看護師の皆さんから何となくザツに扱われ、何の説明もなく点滴の措置のみで放置気味にされていることに疑問を感じ始めた頃、ようやく比較的年配の看護師さんが、

「だいぶ飲み過ぎましたか。飲む時に水は飲みましたか」などと質問してきました。

『この人は、なぜオレが飲み過ぎたことを知っているのだ。点滴に自白剤でも入っているのか。』

 

確かに昨夜は飲み過ぎました。会社が運営するイタリア料理店で、総料理長と2人でビール飲んで、その後ワインをボトルで2本空けて、最後にデキャンタ注文したと記憶してます。あくまで記憶内なので記憶外で追加があったのかはさだかではありません。

総料理長は酒がめっぽう強いのですが、私は30歳までビールもあまり好きではなく、『みんな酒なんてなぜ飲むのだ、それより森永マミーの方が断然旨い。』と思っていたぐらいの酒弱サラリーマンです。

調子に乗って酒豪のペースで飲んでしまい、前後不覚の歩くボロ雑巾のように帰宅したのは間違いないと思います。

 

「お酒飲むときは同じ量か1.5倍の水を飲むようにしてくださいね。そうしないと脱水症状で頻脈になっちゃいますからね。」と看護師さんは言いました。

 

お酒を飲むと利尿作用で脱水症状になり、脱水症状になると血が流れづらくなるため、末端の細胞がいっせいに「酸素酸素、酸素が足りない。酸素を送ってくれー」と脳にSOSを送るそうです。すると脳は「ヨッシャーわかった、待ってろよー」と、今度は心臓にもっと頑張って血液送れと指示を出し、心臓は「ワッショイワッショイ」と頑張っちゃうわけです。

それでも壊滅的脱水症状だとなおも血液がうまく流れないため、モットモット→ヨッシャー→ワッショイという魔の鼓動増幅ループにおちいり、鼓動は相州太鼓クライマックス乱れ打ちのごとく激しくなってしまうらしいのです。

 

そんな事が我が体内で起こっているとはつゆも知らぬバカ司令塔である通称「私」は、明け方に激しい動悸で目を覚まし、苦しい苦しいと騒ぎ立てて妻を起こし、さらに宿直の救急隊にまでご足労いただき、明け方の一番疲れがたまっている看護師さんのご厄介になるという、大迷惑な悲しき自分だけ心筋梗塞オヤジと化していたのでした。

『なーるほど。だから皆んな冷たかったのねぇ。』

 

水分だけの点滴(人生初点滴)とペットボトルの水を飲み1時間ほどで回復した私は、薄っすらと明るくなってきた明け方6時、コソコソと逃げるように、妻に連れられタクシーにて病院をあとにしたのでした。

 

それ以来、酒の時は水分補給を欠かさず、さらには、普段の生活でもマメに水分を補充するようにしています。とても勉強になりました。皆様ありがとうございました。

 

脱線してしまいましたが、何を言いたいかというと、車も人間と同じではないかということです。我がジュリエッタも基本は調子いいのですが、最近、どうもトランスミッションの挙動が少しだけおかしなぁと思っていたので、自分の事を教訓に、大事を取って検査してもらうことにしたのでした。

 

 

ジュリエッタトランスミッションはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と言うシステムで、MT(マニュアルトランスミッション)の発展形の技術だそうです。

違いはクラッチが2つあり、そのクラッチ操作をコンピュータがやってくれるというところでしょうか。

アルファロメオではそれをアルファTCT(ツインクラッチトランスミッション)と呼んでいます。イタリア人でもメカキチみたいな技術者がいるんでしょうね。

 

アルファ ロメオのデュアルクラッチAT「TCT」を開発者が解説 - Car Watch

 

通常のAT(オートマティックトランスミッション)は、トルクコンバーターがあるので、アクセルを踏み込んだ時にちょっと滑るような感覚があるんですよね。どうもそれがあまり好きではないんです。

『人生滑ってばかりだから、せめてトランスミッションは滑らないで。』とでも思っているのでしょうか。

その点、DCTはガッチリとしたダイレクト感があって、滑らないどころか、たまにガツンとぶっきらぼうにつながる時もあり、そこがMTの感覚に近いので私はとでも好きなのです。

 

走り屋でもないのにMT派である私は、本当のこと言うとMTが欲しかったのですが、日本で販売しているジュリエッタはすでにMTの設定がなく全車DTC(TCT)に変わってしまいました。アルファロメオならMT車を残してもと言いたいところですが、日本ではMTはほとんど売れないらしいので仕方ないですね。

まあでも慣れるとTCTもなかなかいいんですよね。パドルシフトを使えばMT感的な操作感を楽しめますし。

 

アルファTCTの前はセレスピードという、これまた味わいのある人間くさいトランスミッションだったそうです。

その魅力は「アルファ147を語るライダー」で、一般ドライバー目線で語られています。

ヤフオクで購入したアルファロメオ147の修理に苦労させられ、手間がかかるところがまたイイみたいな感じに完全ハマっちゃっている人でした。

 

 

このようにトランスミッションのうんちくを書いていると、購入前に車のことを調べに調べて、他メーカーと比較検討し、吟味の上、慎重に選び購入したように見えることと思います。

しかし、これらは購入後に調べて初めて知ったことなのです。トランスミッションだけでなく、エンジンのことも燃費のことも維持費のことも事前に調べてはいませでした。

 

そもそも、すぐに買い換える予定なんてなかったんです。初代アテンザ スポーツ23S イエローのMTは非常にお気に入りで、なかなか買い換えるほど気に入った車がみつからなかったのです。

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それに、つい先日11月に車検を通したばかりで、次の車検までにゆっくりと考えようかな程度にしか思ってませんでした。

何より私を慎重にさせたのは、「12年も乗ったしそろそろ買い換えてもいいかもねぇ」と、なにげなく妻に言ってみたところ、

「ほとんど乗らないんだから、もう廃車にしたら? ウチに車いらないじゃない」と言われたことです。

 

 

それにしても、気にいったデザインの車ってなかなかないんですよね。

日本車でデザインが良いメーカーと言ったら、私の中ではmazdaしか考えられません。

低迷してフォード傘下に入ったmazdaの復活が始まるまさに第一号が私の持つ初代アテンザなのです。

2年間新車発表なく沈黙していたmazdaが、zoom-zoomのコンセプトとともにアテンザを発表した時のCMは本当に印象的でした。ハズキ ルーペ的に言うなら「スゴイぜ!マツダ アテンザ‼︎」です。

 

 

 

その後mazdaデザインは更に発展し、今のmazdaデザインを支える「魂動(こどう)」コンセプトへと進化しました。先程の私の「鼓動」ではなく「魂動」です。

その「魂動」デザインのもととなったのがコンセプトカー「靭(SHINARI)」なのです!

 

このPVは何度も見てしまいます。

「スゴイぜ!マツダ シナリ‼︎」

 

それはそうと、50歳代男性のカーデザインの根底には「マッハ号」があるのではないでしょうか。

「靭(SHINARI)」を見た時、真っ先に思い出したのが「マッハ号」でした。好きだったなぁ「マッハ号」。

 

今やデザイン面で、国内ではmazdaの右に出るメーカーはないと言えるでしょう。

しかし、残念ながら3世代目のアテンザは、私にはかなりでかくなり過ぎてしまいましたし、アテンザより完成度高いのではと思うアクセラは、フロントのナンバープレートの位置がどうしても納得できませんでした。

アクセラなー、ナンバープレートないとカッコいいんだけどなぁ。あの位置だけはないよなー。どうしてもチョビ髭に見えちゃうんだよなあー。マセラティみたいにフロントグリルの下につけて欲しかった」

そう思う人はやはりいるようですね。YouTubeにこんなものがありました。

 

こうして国産車はあきらめ、それまで考えもしなかった輸入車に目を向けたのでした。そこで目に止まったのがアルファロメオです。

すっかり忘れてましたが、30歳代の頃アルファロメオ好きだったんですよね。当時は155が非常にカッコよく、また近くの駐車場にとまってた並行輸入の146も個性的で散歩のたびに覗いたものです。その後も156や147、159、ブレラなど個性的な車種が色々ありましたねえ。その時のイメージは「アルファロメオってなんかスゲー」でした。

 

映画007シリーズでアストンマーチンアルファ159の繰り広げるカーチェイスでも、断然159がカッコイイのであります。最後に谷底に落っこちて大破しちゃいますが。

 

 

さて、アルファロメオの現行ラインナップを見てみると、なんとMito(ミト)とジュリエッタ、4Cの3車種しかないではないですか。『なんだか随分と少ないなぁ。輸入されてるのが少ないんだろうな。本国だとどのくらいあるのかな。エーッと。ウォー、本国でも3車種かよ。大丈夫かアルファ』

 

会社の規模は小さくても何のその、大切なのはデザインの良し悪しです。中でもジュリエッタに心惹かれたので、ネットで写真や動画をせっせと見はじめました。

 

そんなある日、そもそも肝心の実車を見たことがなかったので、まずは実車を見てカタログでももらおうと思い立ち、12月第2週の日曜日にアルファロメオのディーラーにふらりと行ってみました。そういえば、アルファロメオのディーラーに行くのは、はるか昔に156を見に行って以来です。

 

そこに展示してあったのが、ジュリエッタの限定車ディヴィーナでした。

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アルファロッソ(レッド)のその車は、2Dの写真で見るよりずっと素晴らしく、カッコイイようなカワイイような、スポーティーでありエレガントでもあり、見る角度によって表情が変わる、なんとも個性的なエクステリアデザインでしたです。さすがイタリア人、3Dの達人です。

インテリアデザインもシンプルで、シートの色もとても気に入りました。センスいいぜイタリア人。

 

「この車は、ショールーム展示車で非常にお買い得な車なんです。最後の1台なんですよ。」営業マンが語りかけてきました。本当によくある話の持って行きかたです。

 

「試乗してみますか? 試乗の間に、なんならお車査定しておきますよ」

「じゃあ、ちょっと試乗させてもらおうかなぁ。」

と、周りを一周させてもらいました。

その後、見積もりをもらうと確かにお得ではありました。あくまでもとの価格から言うとですが。

「お車の下取り価格ですが、結構いい価格でましたよぉ。30万円ではいかがでしょう」

「・・・」

どうだ!みたいに言われたのですが、下取りなど全く考えてもいなかったので、高いのか安いのか全くわかりませんでした。そもそも車検終わったばかりということを考えると、ごく普通の価格なのじゃないでしょうか。

 

「ナビがついてないですが、特別サービスでつけちゃいます。」

なんだかココだけの話のように、他に誰もいないのにもかかわらず、少し声を落とし言ってきました。

 

カタログなど一式いただいて一旦引き上げました。ファーストインプレッションが良かったからか、自宅でカタログなど見ていたら、何だかすごくいい買い物に思えてきました。

『こう言うのを、運命的な出会いと言うのだろうか』

「お金持ちになる壺」をけっこう簡単に買いたくなる、洗脳されやすい性格なのかもしれません。

 

その日、妻は研修で外出してましたが、夕方帰ってきて早々に

「なんかすごくお買い得な車があったんだよねー。今度一緒に見て欲しいんだよ」と言ってしまいました。買い換えの話は慎重に進めなければいけないことはすっかり忘れて。

すると驚いたことに

「じゃあ、今から見に行く?」

『疲れて帰ってきてるのに予想外だぞ。普段じゃ考えられん事態だ』

まさか今行こうと言われるとは思いませんでしたが、さっそく一緒にでかけました。

「また来ましたよー」と先ほどの営業マンに挨拶して、妻にジュリエッタを見せたところ、

「何だかワクワクする車ね」

これまた驚くようなことを言い出しました。

「そーなんだよね。結構いいでしょ。展示車でお買い得なんだってさ」

 

我々2人を見ていて営業マンきっとかなりの脈ありと思ったんでしょうね。こんな事を言い出したのです。

「実はですね、さらにお得な車がたった今系列店から1台あると連絡あったんですよ。こちらは展示車ではなく新車です。12月末までの限定車なんですぅ。お客様本当にラッキーですね」

それは、ジュリエッタ クローチェラというと限定車でした。

「こちらは、ナビもついてますし、そちらと違って電動シートにもなってますし、シートヒーターも3段階に切り替え可能なんです。さらに先程と価格はほぼ変わらないんですよ。お見積り出してみましょうか」

「そうですか、それじゃあ、まあお願いします」

 

それにしても、なんだか今日は予想外続きで思考をつかさどる「私A」は完全に機能しなくなっていました。

どんどん出てくる虫のいい限定車にも、普段であれば『限定車どんだけ余ってんだよ』とか、『もう少しすると、更にお得な最後の1台の限定車ありましたぁーなんてくるんじゃないの』とか思うところですが、『へー、そんな事もあるんだなー。ふしぎー』なん思考ゼロ反応しかできません。

 

「見積もり出ましたぁ」と営業マン元気に戻ってきました。

確かに先程とあまりかわら価格です。だったらこっちがいいねえ新車だし、シートも電動だしなどと思ったりしてました。

「なるほどですねー。どーするなかぁ」

どうするもこうするもないですよね。今日ふらりと見にきただけで、今は本日2度目とは言え、ちょっと妻にも見せに来ただけですから。

 

論理的「私A」がサスペンド状態になってしまったため、あとは直感で物事を判断する感覚的な「私B」に「私」をコントロールする全権が委ねられました。

 

「見積もりですけど、ここの端数がなんか気持ち悪いですよね。この端数切り良くならないですかねぇ」

端数と言うにはちょっと多めの数字でしたが、直感的な「私B」はそこが気になったようです。

「ウーン、これでもかなりお得なんですが。わかりました。今日ご契約いただけるのでしたら、今から上司にかけあってきます。」

彼はついに勝負にでました。伝家の宝刀を抜いたのです。

 

結局、「私B」はその日に契約してしまいました。

端数はというと、キレイに削ってくれるのかと思いきや、「2万円だけもらえませんかねー」

東南アジアのお土産物売り場の価格交渉のようなやりとりになってきました。

「前よりも更にキリが悪くなってませんか」

「ぶっちゃけて言いますとあまりにも利益が…」

「ちなみに見積もりに書いてないですがマットはついてるんですよね」

「大丈夫です、マットはサービスします」などなど。

だいぶ頑張ってくれましたので、最後にオッケーしたのでした。

オッケーしたのでした、ではないです。実物ジュリエッタと初めて会ってからまだ10時間ぐらいしかたってないんですよ。

こんなにすぐに買ってしまうとは全く驚きです。直感で決める「私B」は試行錯誤しないので結論が早いです。「欲しくてお得なんだから買えばいいじゃん」という考えなのです。支払いのことなどあまり考えないようです。当然ながら支払いについては後日色々と検討することになります。 

それにしても、妻もよく納得してくれたものです。

 

偶然と思える事でも必然であったとしか思えない事がたまにあります。

この日の事もあとから考えると、この車を買うのはあの時決める以外はなかったとつくづく思いました。

翌週が賞与だったのですが、「いやー、20歳代に戻ったなぁー」というぐらいの額だったのできっと購入意欲は低下していたと思います。そしてグズグズしているうちに年が明け、2月のマイナーチェンジを迎え、エクステリアもインテリアも部分的に大変残念な変更と、さらに価格設定もグンと上がってしまったことで、購入する機会は永遠に失われたことと思います。

 

納車は12月26日、ディーラーに引き取りに行きました。新旧並べて記念写真をパチリ。アテンザよ長いことお疲れ様でした。

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さて、またまた脱線話が長くなりましたが、話を元に戻すと、そのような経緯で購入した我がジュリエッタのどこに違和感を感じるたかというと、ここ1ヶ月ほど、駐車場から「いざ出発!」という時に、ドライブシフトをDにしても1速に入るのに数秒かかるようになったところです。

1速に入らない間はDランプがチカチカ点滅して、何か私に伝えようとしているかのようでした。

そのチカチカ時間がだんだん長くなってきたので、大事をとって、9月1日にディーラーに持って行くことにしました。

検査入院の手続きをして車をあずけました。しばしのお別れです。

 

せっかく来たので「ジュリア」の試乗をさせてもらいました。

ジュリアというのはジュリエッタの兄貴分と言える車です。3車種しかなかったアルファロメオDセグメントでジュリア、SUVでステルヴィオが加わり5車種にもなりました。

「エッタ」というのはイタリア語で「小さな」という意味があるようです。ジュリエッタは「小さなジュリア」という意味なんだそうです。

そう聞くと「エッタ」ってなんか可愛いですよね。

 

 

試乗したのは「ジュリア・ヴェローチェ」です。ヴェローチェというとコーヒーショップを思い出しちゃいますが、イタリア語で「早い」という意味だそうです。

『うーん、ジュリア。いいことはいいんだけどねー。なんかこう、アルファロメオならではの強力な個性に欠けるんだよなぁ。サイドラインもなんかBMWに似てるしなぁ。』

やはり私はジュリエッタの方が断然好きです。

 


 

数日後、ディーラーから連絡がありました。

「TCTですが、やはり1速に入る時間がちょっと長いようです。本国とも相談したのですが、今回はTCTユニットを交換することになりました。保証期間内なので費用は一切かかりませんのでご安心を」

「そ、そうですか。よろしくお願いします」

『おー、なんだか意外とオオゴトになってるなあ。TCTユニットって何だかわからんが大手術じゃないの。健康になって早く帰ってこいよー』

 

私のようなニセ心筋梗塞ではなく、意外と重症のようでした。早めにみてもらって良かったです。

 

翌週、手術の経過を聞くと

「実はですね、TCTユニットを交換しても症状が消えないんです。本国と連絡を取りまして、1、3、5速の奇数側クラッチを交換することになりました。もう少々お時間もらえないでしょうか。」

「TCTの不具合珍しくないですか」

「そうなんです。私共も初めてのケースで手探りで進めております」

本国信用できるのかなぁ。ワイパー起きないことも気づいていないかもしれないのに。

 

うーん、心配です。

不具合ある我が会社に対しては愛社精神は起きないのですが、調子が悪くなってしまった車には愛車精神が醸成されるような気がします。

 

その後については結果が出たあかつきに、そしてブログのネタが不足している時にまたアップする予定です。

 

 

 

 

17. さらば潮見飛行場!

厳しい修行の場であった潮見飛行場がついになくなってしまうとのこと。東京都内のDSJ各校は、跡地が決まるまで一時休校にするところが多いようです。

我が学び舎、東京渋谷校も2018年7月31日をもって一時新規募集を中止するとのことでした。

 

『しかし、なんだなぁ。これはなんとも寂しいなぁ。資格取ったと思ったら、翌月に卒業した学び舎が閉鎖かぁ。通っていた地元の小学校が廃校になるような気分だ。最後に一度行っておかないといけませんね。』

という事で、7月最後の日曜日である29日に最後のお別れに行ってくることにしました。

 

妻も強引に誘ってみました。

「潮見っていいところだから、一度ドライブがてら行ってみようよ」と言うと、「1〜2回行っただけで随分と思い入れがあるのね」とのこと。

妻からの言葉は理解できます。当然ですよね、そう思うのは。どれほどの経緯で私が潮見に行ったのか、フライトコース、ビジネスコースとどれ程の修行をしているのかはよく知らないですからね。

このコースにかかった費用の話になることをなるべく回避するため、家で体験談をあまり話さなかったということが多いに関係します。

 

 

「潮見は何があるの?」

こう聞かれると困っちゃいますね。

西濃運輸の広い跡地があるんだよ。あとねぇ、なか卯とかオリジン弁当とかあるんだよ。」

これだけだと、全く魅力のないところに聞こえてしまいます。少し焦りながら魅力を探そうと続けました。

「そうだな。アパホテルもあったし、スーパーマルエツもあったよ。コ、コンビニもね。ミニストップなんだよ」

それ以上声に出さないことにしました。説明すればするほど魅力が低下してしまいそうです。

 

ただ、何となく見ておいてほしかったんですよねー。もうなくなってしまう、都内にこのような広大な、西濃運輸の跡地そのままのドローン飛行場を。今後二度とできないと思うんですよ、都内でこのような場所は。

 

説明もそこそこに、なかば強引に出発しました。

昨日は、関東から上陸し広島方面へ異例のカーブで進行した台風12号で荒れた天候でしたが、本日は台風一過で晴天です。

首都高はいつものように空いており、順調に車を飛ばしました。

 

潮見に着くと何かお祭りをやっているようでした。神輿を担ぐようなはっぴを着た人たちがちらほら見受けられます。

どこかで夏祭りがあるようです。

 

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※このようなお祭りだそうです。写真はこちらからお借りしました。http://yurin-blog.com/archives/1590

 

 

そして、懐かしの(といってもたいして日にちたってませんが)練習場に到着しました。

ちょうど、インストラクターの鏑木氏と掘氏が、最後のスクールをやってましたのでご挨拶をしました。

「お久しぶりです。今日はここが最後なので見に来ました。」

「そうなんですか。まだ移転先決まってないんですよー。」

「早く決まるといいですねー。ちょっとぶらぶら見て帰ります。」

「どうぞどうぞ、何かあったらいつでもご連絡くださいね」

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 ※なぜか裏は高速バスの駐車場になっています。

 

2人と別れ、駅まで歩いて行ってみました。先ほどのはっぴの人たちはどこかにいなくなっており、いつものように人まばらでやや寂しい潮見駅周辺に戻っております。

ちょっと早いけど昼飯を食べようということになりました。豚汁を思いっきりよそえるオリジン弁当を紹介しましたが、考えてみたら近所にもあるので珍しくもなく、そこ以外だと意外と選択肢がなく、結局すぐそばの「なか卯」に行ってみました。

 

妻は終始『潮見のどこがそんなに気に入ったのかしら』と疑問に感じていたことと思います。

それでも、私としては非常に満足した潮見飛行場お別れドライブでした。もう来ることないんだろうなぁ。さらば潮見!

 

 

 

 

 

16. トイドローン断線! ダイソーハンダゴテで修理の巻

DSJドローンスクールでブートキャンプさながらの厳しい訓練を受け、DPA回転翼機3級に登録を終了し、その後どうしているのかというと、トイドローンとフライトシミュレーションを使って、地味に練習を続けている日々なのでした。

 

スクール4日間はマンツーマンでみっちり仕込んでもらったため、独学で練習していた時と比べると劇的な技能向上がみられました。

何よりその後の孤独な練習中にも、迷いがなくなった事が非常に良いことですのね。

オビワンやヨーダが死んでも、ルークが迷った時はちょいちょい亡霊みたいに出てきて、迷いを消してくれるようなものかもしれません。

 

ただ、今のレベルではジェダイの騎士としてまだまであることもまた、修行したことによりかえって、わかってしまっているのです。

目標であったドローンパイロットの資格を取ってしまった今、次は何をしたら良いのか若干目標を見失っているというか、次なる目標を決めきれていないというか、一時的なアパシーというか、そんな気持ちなのかもしれません。

 

『とりあえず、唯一持っているトイドローンで、ビジネスコースでクリアしたフライト課題を、この狭い室内でもクリアできるようにでもするかぁ』

修行を終え、あとは自分でジェダイの騎士としての腕を磨かねばならないのに、あまりにも怠惰な、かつ、気合の感じられない目標でありました。

 

しかしいざやってみると、スクールでできたことでも、トイドローンでは、しかも狭い室内ではうまくいかないんですよね。

『うーん。部屋狭くて難しいなぁ。得意な時計回り回転すらできないぞ。おかしいなぁ。』

辛抱辛抱、日々練習です。

 

 

徐々にですが時計回りの円飛行はできるようになってきました。

『おー、だんだんできるようになってきたぞ。次は逆回転だ』

また、辛抱辛抱。

 

『逆回転も何とかいけるな。ではでは次は8の字いくか。』またまた、辛抱です。

 

そして、7月23日、DPA登録から1ヶ月、やっと室内での8の字飛行に成功しました。

『うーん、為せば成る 為さねば成らぬ何事もだな。その後なんだっけ。こ〜れがロボット ロボ根性しか思い浮かばんなぁ。「頑張れ‼︎ロボコン」の主題歌思い浮かべるのって昭和30年代産まれだけかもな。

ひとまず成功した日をメモっておこう。記念日と言えるもんね。』

 

そのような中、トイドローンが壊れてしまいました。

形あるものはいつかは壊れてしまいます。安いものは、その「いつか」が意外と早く来るものです。私のトイドローンも2ヶ月もたずに壊れてしまいました。

何が壊れたかと言いますと、コードが断線してしまったのです。買って一目見た時から、遅かれ早かれこの時が来ることはわかってました。それほどまでに断線しそうな構造なのです。

 

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こんな感じでカードが断線してしまったのですが、どてっ腹にバッテリーをギュウギュウねじ込む構造なので、そりゃあコードは引っ張られたり、ねじられたりして断線しますよね。

 

『もう壊れてしまったのか。見た目通りの柔さだなぁ。でもこれなら分解してハンダでつければ直りそうだな。買ってやってみるか。ハンダなんて使うの、中学校の技術の授業以来だけど何とかなるでしょ。

ところで、ハンダってどこで売ってるんだろうな。アマゾンで調べるか。ハンダっと、検索。おーなるほどね、ハンダゴテね、そーだったそーだった。コテとハンダがそれぞれ必要でした。なんか懐かしいなぁ、こういうの。

価格はピンきりだなぁ。よくわからんしほとんど使わないから安いのでいいな。あっ、これなんかいいかも、白光ハンダゴテ668円、安いなあ。とりあえず候補に上げとこう。

ダイソーにないかな。まさかの100円だったりして。調べてみるか。ダイソー ハンダゴテっと、検索。おー、さすがダイソー。何でもあるじゃん。』

 

 

ということで、近くのダイソーに行ってみました。

ハンダゴテ540円とハンダ108円を無事購入。

『それにしても、ダイソーは何でもあるなぁ。すでに100円越えてるもの多いし100円ショップじゃないな。そのうち家電まで出てきたりして。ダイソーのエアコンとかね。ダイキンと勘違いして売れちゃったりして。』

 

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さて、修理にとりかかります。

トイドローンの裏のネジを外し、基盤を取り出して、断線部分をハンダで接合。

『あー、なんかこの匂いでしたね。確かにハンダですね。何だか楽しい感情の記憶あるなぁ。匂いに記憶ってあるんだなー』

 

ハンダをどのくらい溶かせばいいのかよくわかりませんでしたが、一応くっついた状態を確認し、復元開始、組み立ても終わり無事終了です。

以前と変わらず問題なく飛ぶようになりました。

 

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ちなみに、もう1台持っているモード1のトイドローンを、モード2でも使えるのかやってみました。

『何だ、何の問題もなく使えるんじゃん。先にチェックすれば良かったなぁ。そう言えば外見一緒だもんなぁ。結局モードの違いはプロポの違いだけなんだな。直さなくてもこっちを使えば良かったような気もするが、でもまあいいか、またすぐに壊れるだろうからね。

 

その後も直ったトイドローンで、地味に練習を続けております。

今度は黒いコードの方が今にもちぎれそうです。

まあ、それでもダイソーのハンダゴテとハンダがありますので、いつでも終了可能です。

 

『そろそろ、本格的なドローンも欲しいなぁ。何だかんだで20万円くらいかかるだろうしなー。しかし、今のところは東京オリンピックまで資金余裕ゼロ、永遠の0だよ。何も考えないで買っちゃったら、それこそ神風特攻だよなー。』


 

昔、黒人の少年が、ショーウインドー越しにピカピカのトラッペットをジーッと見てるってCMがありましたが、まさにそのような心境です。

 

 

YouTubeには驚かされます、ダイソーと同じくらい。

トラッペット少年のCMありました。

クレジットのCMだったのですね、わかりますわかります、欲しい物はクレジットで買えるぞと。だから東京オリンピックまでは無理なんですよー。

 

頭のハゲた50歳代の中年オヤジが、パソコンのモニター越しに最新のドローンをジーッと見てるというのは、あまり人々の共感を生まないですね。

とりあえず、外でドローンを飛ばすことがあるかもしれないと、風速計だけ買うことにしました。安かったので。amazonで、1,980円でした。

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15. DPA回転翼3級登録!

ドローンを調べ始めて、ちょうど2ヶ月立ちました。

ついにドローンスクールまで修了し、DPA登録目前まで到達しました。自分史上異例とも言えるスピードです。

 

 

2018年6月20日。DSJ東京渋谷校 鏑木氏よりDPA-IDが発行された旨のメールが来ました。

『おーおー、ついに来ました来ました。意外と早かったなぁ。今週末にゆっくり登録しましょうしましょう。』喜びのあまり、語尾を2回繰り返す人になってしまいました。

 

いよいよ登録ですが、その前に東京海上日動火災保険(株)「DPAドローン総合保険」の内容について、代理店の(株)インシュアランスサービス問い合わせをしてみました。

 

保険内容は、事業用途でドローンを使用するのか、事業用途以外でドローンを使用するのかで2種類ありました。

どちらもDPA登録とともに加入となり、保険期間は2年間なので、まさに認定ライセンス期間に付帯する保険制度なのでした。車でいうところの自賠責保険みたいなものでしょうか。

将来的には米国の様に、免許がないとドローンを購入できないという制度になれば、免許登録時ではなく、ドローン購入時に強制保険に加入するようになるのではないかと思います。

 

ただ、当分私は無事故だと思います。そもそもドローンを持っていないので。

 

事業用途は被保険者が、「所属する法人か個人事業主」、補償対象が「加入者自身が被保険者の業務のためにドローンを操縦している間に発生した偶然な事故により、被保険者が負う法律上の損害賠償責任を補償」、補償額は1事故あたり1,000万円、国内のみとありました。

 

もう一つの事業用途以外の方は、被保険者が「保険加入者」で、補償対象が「加入者(被保険者)が、趣味としてドローンを操縦している間に発生した偶然な事故により被保険者が負う法律上の損害賠償責任を補償」、補償額は1事故あたり1億円、国内及び国外となっていました。

こちらは、個人用があくまで「趣味として」フライトしている時の事故対象ということでわかりやすいのですが、事業用途の方がどうもよくわかりませんでした。

 

例えば、ある会社に勤めていて、別法人や団体の事業でボランティア活動等として行事等に参加しフライトする場合の補償はどうなんでしょうねえ。その場合、ボランティア活動とはいえ「趣味」じゃないので事業用途の保険になるのでしょうかね。

会社に勤めているので個人事業主ではないし、その人が「所属する法人」は、ボランティア活動とは全く関係ない別法人なので賠償請求の対象とはならないし。

補償金額も1,000万円と1億円て随分違います。

 

結果、説明を聞いてもよくわからなかったんですよねー。会社から仕事の一環で業務命令を受けドローンパイロットになった人(費用も会社持ち)、もしくは完全フリーランス個人事業主を想定しているのでしょうか。

今は個人用途以外はないのですが、せっかくなので聞いてみただけでしたので、それ以上は追求しませんでした。

 

6月23日、ついに登録しました。送ってもらったIDでDAPマイページにログインします。

初めはオンライン講座を受講します。オンライン講座は基本的な内容のおさらいでした。

 ・受講生の皆さまへ

【1】DAPからのご挨拶

【2】無人航空機の飛行ルールに関する航空法の規定

【3】リスク・安全対策

【4】運用時の確認事項及び点検

【5】ドローン操縦士回転翼3級(安全運行管理)確認クイズ

【6】ライセンスカード用写真・本人確認書類アップロード

と言う流れです。

 

オンライン講座の講師 DPAインストラクター マスター下鶴氏は、凄腕のパイロットらしく、一説によると両手と足を使って同時に3機のドローンを操れるそうです。

DPAインストラクターの師匠らしく、トップガンでいうところの「バイパー」、スターウォーズでいうところの「ヨーダ」のような存在なのではないでしょうか。

さすがのバイパーもオンライン講座の中では、多少緊張している様子を隠しきれていませんでした。

 

オンライン講座を受講し、クイズに全問正解したら登録に進めます。

 

その後、顔写真などの必要データをアップロードし、ドローン保険に加入したら登録終了です。

 

ジャーン!数日後きたものがこちらです。

 

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意外とあっさりしたものでした。

カードは財布に他のカードと一緒に入れておき、認定証は絶えず眺めておくものでもないので本棚にしまっておきました。

 

DPAに遅れること数週間、DSJからもフライトコース、ビジネスコースの修了カードをいただきました。

こちらも結構あっさりですね。これはこれで、まあ使うものでもないし、かさばらないのでいいのかもしれません。

ただ、DPAより遅れてもらったので感激度はやや低めだったのは仕方ないですね。

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14.衝撃の空撮映像発見の巻

YouTubeは本当に色々と面白い映像を発見することがきます。

無料講習会に行こうと考えていた頃は、ちょっと練習すると、自分もこんな映像を撮影できるようになるかも知れないなぁ、と軽い気持ちで思っていました。

その映像がこちらです。

 

 

 


 

私が買ったトイドローンよりもさらに小型の、Tiny Whoop(タイニーウープ)というマイクロドローン機体を改造し、4Kカメラを取り付け撮影した映像らしいのです。

 

トイドローンでも飛行が安定しないのに、マイクロドローンでどうやったらこんなに滑らかに飛行できるのか、今ならその難しさがわかります。そして私には永遠に不可能であります。

 

何とも素晴らしい。滑らかな動きとマイクロドローンならではのカメラ軌道に感動しました。アニメかCGでしか実現不可能な映像がマイクロドローンで現実のものとなっています。

しかも、やはりリアルな映像が一番です。本物の映像ならではの世界観が漂っています。

 

 

 

さらにさらに、この映像が凄いのは、ワンカットワンシーン映像だということです。

失敗の許されないワンカットワンシーン映像は、その気合いが詰まっているように感じます。

 

ワンシーンワンカット映像といえば、素晴らしいのは、三谷幸喜脚本•監督の「大空港2013」ですね。

これは本当にスゴイです。竹内結子始め俳優の皆さんががよくセリフを覚えられたなと。さらに、カメラマンや音声さんも一緒に動くわけですから本当にどうやって撮影したの感心してしまいます。

なにせ、100分間もワンカットワンシーンなのですから。

それでいて、見ている人に撮影の凄さを感じさせず、内容に集中させるという凄さがあります。

 

 

 

 

これもドローンを使った映像ですが、どうやって撮っているのか想像すらできません。

 


メイクング映像もありました。

なるほど、相当な苦労ですね。

 

 

 

 

空撮のドローンパイロットはすでに飽和状態と言われてますが、空撮分野でも、またまだドローン活用のアイデアは尽きないと思います。

今までのカメラワークの延長上ではない発想がまだまだあるように感じるのです。

子供の時に見てびっくりした映画「ミクロの決死圏」みたいに、とてつもない発想でドローンの活用法が出てきて欲しいですね。

(自分で考える気持ちまるでなし。)

 


 

 

 

 

 

13.修行は続くよどこまでも。DSJビジネスコースの巻

フライトコース修了から1週間はあっという間に過ぎ、2018年6月16日、ついにドローンスクール ビジネスコース初日がやってきました。

 

この2日間を乗り切れば、DPA回転翼3級登録の権利が与えられます。

何が何でも頑張らねばなりません。

 

フライトコース修了後も日々自己研鑽を積み重ねてきました。自己研鑽と言っても、風呂上がりに5分しか持たないバッテリー4個(また1個買い足しました)を使って、30分程度トイドローンを飛ばすだけですが。

 

『それにしても、どうも伸び悩んでいる感じがするなぁ。操作の仕方は頭ではわかっているつもりなんだけど、自然に出てこないよなぁ。教えてもらった直後って、かえってうまくいかないことあるもんな。

そう言えば、若い時、自己流でやってたゴルフをレッスンプロに教えてもらった直後から、ボールに当たらなくなったことあったなぁ。中心に当たらないとかじゃなくてクラブに当たらないんだもんね。それでコースに出たもんだから散々だったよなぁ。

思い出してきた。あの時嫌な思いしたんだった。人格的に尊敬できない上司から「いいなぁ、2日分楽しめて」とか嫌味言われたんだ。頭来てそれ以来ゴルフ辞めたんだった。あいつ誰だったっけかな、総務部長だったかな。ゴルフなんて辞めて本当に良かった良かった。』

 

 

天候は、またまた台風が近づいてきており風があり、さらにとても寒く、6月も中旬になろうとしているのに、どうやら4月初旬の気温らしいです。最高気温18度とのこと。

 

本日は、9時半から11時までフライト実技、その後14時半まで座学、そしてまた実技というカリキュラムです。

 

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「それでは、ビジネスコースはじめますね。頑張りましょう」

「かしこまりました。頑張ります!」とでも言ったと思います。

 

『俺はやってやるぞ。才能をを覚醒させるんだ。マトリックスのネオのように。』

ちょっと、気合が入り過ぎていたかもしれません。午前中はあまり調子が出ませんでした。

 

『もう少しリラックスしないと本領発揮できないぞ。とにかく慌てたり、緊張したりすると反応が鈍る感じあるなぁ。

ドローン操縦でも最後はメンタルが関わってくるんだな。とにかく、自分の能力を発揮できるかどうかはメンタルに尽きる。最後は自分との戦いなのだ。』

 

 

フライトの後は11時10分より座学開始です。今回も村田先生でした。

今日はもう一人受講生がいました。別のDSJスクールの受講生とのこと。都内のDSJはどのスクールでも、潮見で受講するのです。実技の区画は違いますが、座学は一緒のようです。

 

座学はフライトコースの復習を織り交ぜながら、安全飛行や赤外線カメラを使った活用事例などなどです。

 

昼食後の後半戦、固く真面目な印象の村田先生も、実は意外とおふざけ好きなのかもと思われる出来事がありました。

ドローンを活用した、太陽光パネルホットスポット点検の説明の時に、どうだという顔でダジャレを決めてきたのです。

 

太陽光パネルホットスポットは決してホットいたからなるわけじゃあありません。」

 

かなり遠くからのフリーキックなのに、まさか直接ゴールを狙ってくるとは思いませんでした。

1〜2秒、間があったかもしれません。我々ディフェンダー2人はあっけにとられ何の反応もできませんでした。

 

『何なのだこの静けさは。今のはたぶんダジャレだぞ。ここは笑いがあってもいい場面じゃなかったのか。しかし、何の前触れもなくあまりにも突然のシュートだったので、カラダが全く反応しなかったぞ。守護神川島でも、ナイツの土屋でも受けられなかったはずだ。

シュートを放った本人は、淡々と試合を続行しているが、またいつシュートしてくるか全く予想がつかん。エライこっちゃ』

 

チラッともう一人の様子をうかがってみると、涼しい顔で平静を装ってはいましたが、目がうつろでかなりのダメージを受けているようにも見えました。

 

その後、ボールは完全に村田氏に支配されてしまいました。

そのペースまま、最後の20問テストに突入、あれよあれよで座学は修了となりました。

 

 

サムライジャパンのメンバーが、ワールドカップが終わり、それぞれのクラブチームに帰っていくように、我々2人もここでわかれ、それぞれのスクールに戻って行きました。

さて、またフライト修行に突入です。

 

 

「風が少し出てきましたねー。でも頑張っていきましょう。」

「かしこまりましたぁ。」

そんな乗りで再スタートしました。

 

以前より確実にうまくなっているはずなのに、何故かなかなか思うように行きません。

左斜め前から吹いてくる風に影響され、円運動はかなり苦しみました。

 

最後の方に、『少しだけうまくなってきたぞー、何か掴んだかもしれん!』というところで、本日は時間となりました。

 

前回のフライトコースの時は、自宅に戻ってから爆睡してしまいましたが、今回はそういうことはありませんでした。だいぶ操縦に慣れた証拠ではないでしょうか。

妻が仕事から帰ってくる前に、夕飯のミートソース作りをし、風呂上りにはトイドローンで本日のおさらいもしました。

『とにかく、明日1日だ。8の字飛行まで頑張ろー』

 


6月17日、今日も曇りで寒いのですが、昼から晴れ間が出てくるらしいです。台風はだいぶ進路をそれているようでした。

 

愛車ジュリエッタはますます快調です。燃費は16km/を超えていました。

『おー、いくねー。マイクロロンのおかげかな。全く効果を感じたことなかったけど、実は効いてるのかもね。』

 

 

UFOやネッシーと同じように、信じるものと信じないものとの間で、議論が耐えないオイル添加剤のマイクロロンですが、私は軽い気持ちで試してみました。

結果、「全く違いがわからない」です。

 

育毛剤と同じで、使った場合と使ってない場合を比較しづらいことが、議論が平行線をたどる原因だと思います。

育毛剤といえば、私はミノキシジル1%配合の大正製薬リアップが日本で売りだされるずっと前から、5%配合のロゲインを個人輸入で使っていました。本家本元のアップジョン社製です。

ネット通販で初めて購入した記念すべき商品がこれでした。しかも、楽天市場とかでなく、くろぐろ本舗という、名前がちょっと怪しい個人輸入を使って。

 

周りの人達からは「そんなにスゴイの使ってるのに効果ないねー」と言われますが、私はこう思うのです。『もし使ってなかったら、今頃ツルツルだったよ。』と。

その後、ミノキシジル10%のものに変更し、あくなき戦いを続け、そして2年前、ついに最終決戦と称し、調べに調べて米国から輸入した最終兵器「爆毛根」を武器に戦いました。

手元に最終兵器が届いた時に、なぜ米国から直輸入なのに、デカデカと漢字で「爆毛根」と書いてあるのだろうと疑問に思ってしまいました。そこは買う前に気づくべきでした。

『こりゃー、最終決戦を目前にし、完全なるバッタ物を摑まされたのではないか』との、一抹の不安を抱えつつも、もう買ってしまったのでこれを武器に戦うしかありません。

美容院のオーナー店長も「最終決戦ですか。そういうことなら、私も本気を出しますよ」と、漢方を使ったオプションのコンディショナーを無料でやってくれることになりました。

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まあ、今となっては、ほぼ勝敗も決まり、爆毛根でも爆毛することはなく、妻と新宿駅で待ち合わせている時も、遠くから歩いてきた妻の第一声が「あなた、光り過ぎ!」というような状態になっている現状を目の当たりにしてもまだ、『もし、これをやっていなかっなら、もっと光っちゃってたに違いない』と思ったりするわけです。

 

なので、このような効果があるない議論は永遠に決着がつかず、信じるもののみ救われるという、聖書的な結論となってしまいがちです。

 

 

さて、そんなことより、今日は終日技能訓練です。

ビジネスコース最後の難関である8の字飛行をクリアしなければなりません。

こちらの最終決戦のほうが今は重要なのです。

 

はじめに、昨日の復習である円運動をやりました。

時計回りと、逆時計回りともやりましたが結構うまく行ってますねー。

 

円運動も回転の方向で、得意不得意があるようです。

私の場合は、時計回りの方が得意でした。

 

『回転の方向で得意不得意はどこから来るのだろうか。右利き左利きとか関係しそうだなぁ。それとも利き目の関係かもしれないな。

意外とつむじの回転の方向と相関関係があるかもしれんな。しかし、私の場合はつむじがどっち周りだったか、今となってはもう判別不能だなぁ。

逆に、この相関関係が証明されれば、つむじがどっち巻だったかがわかるかもしれんな。しかし、今さらどっち巻きだったかなんて知っても大して意味ないよなー』

どんな理由であれ、不得意な方は練習してうまくなる以外に道はないのです。

 

「なかなかいーですねー。円運動ができれば8の字飛行は実は簡単なんですよ。円運動の組み合わせですから。それでは、やってみましょうか。」

「おっッ。かしこまりました。」

少し早いですが、ついに8の字飛行がはじまりました。

 

鏑木氏のアドバイスに『ふむふむ、そう言われればそうだなぁ。特に難しく考えすぎちゃいかんいかん。』と、気を楽していざトライ。

 

「おっとっと、おっとっと」森永製菓のスナック菓子の名前を連呼してしまいます。

円運動はできても、8の字になるとこれがなかなかうまくいかないのです。

回転が切り替わるところでちょっとでも焦ると、操作がコンマ数秒の単位で遅れ、それがさらなる心理的圧迫につながり、五感からノイズ的情報があたかもDDos攻撃のように大量に脳に送られてくるため、あえなくパンクするといった具合です。

 

『落ち着け、落ち着くのだ。』

落ち着かなければいけない時の「落ち着け」という思考は意外とタチが悪いものです。

「壁紙を貼らないでください」という壁紙を大量に貼るような行為と似ているかもしれません。

 

なかなかコツをつかめないまま昼休憩となりました。

昼は自動的に「オリジン弁当」へ。お弁当の他にまた例のセルフ豚汁を注文しました。

豚汁をどこまで大量に盛れるかということも、私の中では決戦事項となっていました。

 

『こっちも今日が最終決戦だ。盛ってやるぞー! 熱っち。おー大量に盛れたな。だが席までどうやって移動するかなぁ。これはATTIモードのドローンばりに滑るように行かないとな。』こちらの決戦は3回目にして、最高の成果を上げることができました。

 

『さあ午後はどうなるか。とにかく頑張るしかないな。豚汁盛りのように。』

食後も早々に休憩室に戻り、iPhoneアプリで見つけた「ドローンの達人」というゲームで練習を続けました。

 

ドローンの達人

ドローンの達人

  • 3-best
  • ゲーム
  • 無料

 

 

午後は、8の字飛行の続きです。

ところがすぐにインストラクター鏑木氏より「それでは、今度は先ほどとは逆回転で8の字やってみましょうか。」と、プレッシャーをかけてきました。今日は何事も早め早めのペースです。

 

『早くも逆回転きたな。さすが最終決戦だけあるぞ。休む間もない連続攻撃だ。あたかも、黒い三連星ジェットストリームアタックのようではないか。マチルダさんなしで勝てるのだろうか。』

 

 

8の字はもともと途中で回転の向きが変わりますが、進行方向を逆にするとまたこれが混乱するんですよね。

しかし、無理かなと思ったことでも、まずはやってみることが大切なのですね。

だんだんとできるようになってくるものです。

ただ、軌道が美しくないのが残念になってきました。

『ほー、軌道の美しさを気にし始めるなど、ちょっと余裕が出てきなんじゃないかぁー。』こういう心理状態になると、俄然調子が出てきますねー。

 

「滑らかな動きを意識するようにしてみてくださいねー」と鏑木氏からの絶妙なタイミングでのアドバイス

『滑らかーに。滑らかーに。』と、そこに集中するようにすると、何となくできるようになってきました。

こういったところが、YouTube先生とは違うんですよね、インタラクティブなやり取りというか、進み具合に合わせた的確な指導というか。

 

時間を残しつつも、8の字飛行を無事クリアしました。育毛の最終決戦には敗れましたが、ビジネスコースの最終決戦には勝利したと言って良いでしょう。

 

課題にはないのですが、番外編として、ドローンの向きを常に中心をに向け円運動をする、いわゆるノーズインサークルフライトをやってみることになりました。

向きが違うだけで、要領は同じなんだなーと感じ始めておりました。

「おー、いいじゃないですか。できてますよ。」

イムリーなインストラクターのやる気を出す一言がありました。

『こりゃ来たんじゃねー。ネオの覚醒』

やる気ではなく、過信になってしまうのは、それぞれの性格によるものだと思います。

 

 

何とか色々なフライトをこなせるようになってきました。しかしまあ、滑らかに、いつでも自分の思い通りの軌道で動かせるか、と言うとそれはまた別ですね。

 

「ビジネスコースは、これで修了になります。問題なかったですよ。来週にはDPAから登録の案内が行きますので、指定のeラーニングを受講してもらって、その後のテストを受けてから登録してくださいね。」

「まだ、eラーニングとテストがあるんですか。」

「座学の復習ですよ。基本的内容ですので大丈夫ですよ。」

「頑張ります!」

「あと、登録の時に、2年間のドローン保険加入がありますので、2種類から1つ選んで加入してくださいね。不明点あれば保険会社に問い合わせしてみてください。」

「保険付きなんですねー。」

などと、しばし立ち話をしました。

 

そしてどうやら、東京オリンピックの開発で、ここ潮見練習場は今年の夏で移転になるとのこと。移転先はまだ未定らしいです。

「そうなんですね、6月中に受けておいて良かったです。」

「移転先が未定なので、今あまり新規受講生積極的に宣伝できないんですよ」

 

『なるほど、だからいつもマンツーマン指導だったわけかぁ。ラッキーだったかもしれないな。』

 

このあと、鏑木氏と一緒に記念撮影をしてもらい、ドローン修行のカリン塔であるDSJ東京渋谷校 潮見練習場を後にしました。

 

なかなか、充実したフライトコース2日間、ビジネスコース2日間でした。

DPAから案内が来て登録完了すれば、晴れて回転翼3級取得となり、形としてはドローンパイロットとなります。

しかし、車の免許でも、一年間は若葉マークをつけなければなりませんし、そもそも車に乗らないとすぐにペーパードライバーになってしまいます。

現状も、何とか飛ばせるけど意のままに操縦している状態からはほど遠いと言わざるを得ません。

実は、ここが真のドローンパイロットへのスタートラインだったのです。

 

そういうことにしておかないと、「なれるのかドローンパイロット」という題名のブログがここで終わってしまい、始めて早々に、「なっちゃったドローンパイロット」とか「ドローンパイロット新たなる旅立ち」とかに変更しないといけなくなります。

 

それも面倒なので、『目標を形ばかりのドローンパイロットではなく、真のドローンパイロットということにして、いつまでも到達しない、究極のドローンパイロットへの夢を追いかける、永遠の54歳男性みないなものにするかぁ』と、未だ自分1人しか読者のいない、変更したところで魅力度は大して変わらないブログのテーマを再考したりするのでした。



12. ついに始まりました! DSJフライトコースの巻

ついにこの日がやって来ました。

2018年6月9日、フライトコース初日です。

 

朝8時半、先週、車で潮見までのルートをテスト走行をしているので、安心して自宅を出発。

なんとも気持ちよく晴れた日で、すこぶる気分が良いです。

 

首都高を飛ばし一路潮見を目指します。

ジュリエッタよ。今日も快調だな。』などと思っている間に到着しました。

 

ちなみに、蛇足ですが、JINSのSwichシリーズのサングラスは本当に便利です。ド近眼の私はいつもはSwitchシリーズを普通のメガネとして使っていますが、いざ車の運転の時は、偏光サングラス部分だけマグネットでくっつけています。あたかもウルトラセブンのウルトラアイのように。

くっつける時、思わず『ジュワッ』と心の中で言ってしまうほどです。

トンネルで暗くなったら、パッと外してお気に入りのazzunaドリンクホルダーに挿しておけばよいですし、また眩しくなったら、さっと取って『ジュワッ』とやればよいのです。

あー、なんて便利なんでしょう。

ちなみに、偏光サングラスは非常に高機能で、フロントガラスへのダッシュボードの映り込みが、見事なまでに消えるのです。運転には欠かせないアイテムですね。

付け替え用のミラーサングラスも持ってますので、一度で二度おいしいどころか三度おいしいメガネとなっています。

JINSさん。本当にナイスアイデア。いい仕事してます。

  

 

 

話は潮見に戻りまして、9時半から11時までまずは座学です。講師はスカイロボット社顧問 村田氏です。

受講者は今回もなんと私一人でした。

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『とにかく一人のパターン多いな。座学も完全個別指導とは。』

座学はドローンの概要といった内容で、非常にわかりやすい講義でした。

 

引き続いて期待と不安の入り混じった実技に移ります。インストラクターはおなじみの鏑木氏。

「よろしくお願いします!」

「頑張りましょうね」などと会話したのではないかと思います。

 

実技で使うドローンは、DJI F450という機体でした。Phantomシリーズのような安定感がなく練習には持ってこいのようです。

音も迫力あります。トイドローンH170は「ビーン」という、蜂というより蚊みたいなか細く神経質そうな音なのですが、F450はというと「ヴォーン」という音で威嚇してきます。こちらも蜂というより、巨大昆虫みたいな唸り音です。

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ドローンにはGPSで飛行を自動制御するPモードと、GPSオフでマニュアル制御するATTIモードがあります。スクールはもちろんATTIモードでやります。GPSオンは初めのお試しだけで、すぐにGPSオフのATTIモードに移行しました。

ATTIモードだと、機体はまるで氷の上を滑っているように、動かした方にどこまでも動いて行ってしまいます。

まさに、ニュートンも真っ青の慣性の法則が体感できます。私のトイドローンも不安定なのですが、ここまで滑る感じはありませんでした。

 

トイドローンとフライトシミュレータでの練習が少しは役に立っているようで、初歩の実技はどんどん進みました。

『ムハハハ、才能が開花しているな。完全復活だー』と、すっかりなくなっていた自信を回復しました。

それはあたかも、ケンシロウと戦い深手を負ったラオウがコウリュウを破り、完全復活を確信した時の心境のようでした。

ここでしばし昼休みとなりました。

 

潮見駅周辺はあまり飲食店がなく、なか卯とかオリジン弁当が見えるくらいです。

『もう少し歩いてみるか。何かあるかもしれん。』周りをぐるっと歩いてみましたが、すき家が現れた程度でそれ以上何がある雰囲気もありませんでした。

すき家で食事を済ませた後、今度は逆側を攻めてみました。

そちらもマンションや企業の物流センターのようなものが点在するだけでした。

工事予定の大きな空間は、東京オリンピックに合わせてホテルが建つようです。

 

 

よく晴れ渡っており、午前中は順調に進んだので、すこぶる気持ちがよかったことを覚えています。

 

まあでも、そんなに甘くはないですよね。

簡単に習得できる技能なら、YouTube先生で十分だったはずですから。

 

午後は、少し風が出てきました。風の影響は意外と受けるんですよね。

「オットット。アレー。」など午前中には出なかった声が出るようになりました。

 

『うーむ、やはりちょっくらちょいとはいかないな。円運動したいのに楕円になっちまう。ヤベ、これじゃあハレー彗星並みの楕円軌道だよ。戻ってくるのに76年だよ』

 

コースを大きく逸脱すると、インストラクター鏑木氏が操縦を自分のプロポに切り替えて元に戻してくれます。

「それでは、この場所からもう一度やってみましょう。はい、操縦渡しますねー。」

「か、かしこまりましたぁー。」

 

途中で休憩を挟みつつ、このようなことを繰り返します。マンツーマン指導なので、ひたすら特訓あるのみなのです。

ベストキッドのカンフー特訓なみです。鏑木氏がジャッキーチェンに見えてきました。

 

一番頭が混乱するのは、ドローンが前を向いている時であれば、右に行きたければスティック右に、左なら左、前後なら前後と、至極もっともな誰でも理解できる操作なのですが、ひとたびドローンの向きが180度変わると、「右に行きたければ左だよーん、左は右だし、前なら後ろ、後なら前だよーん」とスティック操作が真逆になることです。

それだけなら、まだいいです。更に90度回転して横向きになると、「今度は右に行きたかったら前で、左は後ろだよーん。でもドローンが左向きに横になってたら、右に行きたかったら後ろだよーん」とかってなるのです。

この連続する「だよーん攻撃」で頭は混乱し、私の貧弱なCPUは処理しきれずに、「右だったらたぶん左だよーん」などと間違った指示を右手親指に出すものですから、結果としてドローンは「左に入れたら後ろに行っちゃうよーん」となり、最後はジャッキー師匠に「それでは、一旦操縦変わりますねー。はい、ここからもう一度お願いします。」と指導が入るわけです。

 

 

夕方となり、本日の修行は終了しました。

 

基本、親指しか動かしていないのですが、ものすごく疲労しました。

帰りの運転は途中睡魔に襲われてしまいました。

寝ぼけて運転していると「右だったら左だよーん」などと危険運転になりかねません。

ジュリエッタには衝突回避システムなどという邪道なものは一切備わっていません。

普段の私なら「車は人間が運転するものだ。衝突回避かなにか知らないが勝手に運転に介入するな」と、あたかも家族の気遣いにまるで無頓着で、威張ってばかりいる頑固で嫌われ者のお父さんみたいなことを言っておりますが(その割にはABSやESPには頼りきっていますが)、肝心要の人間がこのような「だよーん的ダメ人間」状態ですと、「少しくらいなら機械が助けてくれるのもありか。」とも思いなおすわけです。

 

家に帰るとしばらく爆睡してしまいました。

翌日のために、その日はめ早めに就寝したことは言うまでもありません。

 


6月10日。フライトコース2日目です。台風が近づいており昨日とうってかわって、肌寒く、時折小雨が降る天候でした。

 

高速は土曜日よりさらに空いており、ストレスなく早めに到着しました。

 

いつもの可愛らしい受付嬢もおらず、鏑木氏のみ出迎えてくれました。今日は他のスクールも誰もおらず我々だけとのこと。

ついに、マンツーマン指導を越え、貸し切り指導になりました。

 

 

本日は終日実技です。さっそく、昨日の続きから始まりました。

昨日は最後の方、頭が混乱してあまり気づきませんでしたが、カリキュラムは意外と早く進行していました。

YouTube先生による指導、トイドローンやシミュレータでの練習も無駄ではなかったようです。

 

 

この日も、ドローンの方向を変えてのホバリングや、移動操作を連続でやると、さっそく頭が混乱してきました。

『また出たな、だよーん星人。今日は克服してやるぞ』 始まったばかりなので、まだ元気です。

 

しかし、気を抜くとすぐに操縦不能になるので、頭をかなり使います。

午前中でかなり疲労を感じました。

 

鏑木氏曰く「人によって苦手な向きがあるんですよねー」。

私は、横向きより対面飛行の方が不安定になるようでした。珍しいパターンとのこと。

 

「たまたまトイドローンで練習してきて本当に良かったです。ここで初めて操縦する人はすぐにできるようになるんですかね?」

素朴な質問をしてみました。

結構苦労する人多いらしく、既定の日数で受からない人もたまにいるとか。

そりゃそうですよね。無理ですよ。いきなり「だよーん」は。

 

昼は駅近くのオリジン弁当のイートインスペースで食べました。歩いても何もないことはわかってます。寒かったので豚汁を追加しました、大量によそえて、さらに非常に美味しく大満足です。

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食後は休憩所で温かいジャスミンティーを飲みながら午後のカリキュラム待です。少し仮眠しました。

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午後はどんどん寒くなってきました。風もますます強くなってきます。

受付嬢やっときました。どうやら寝坊のようです。我々しかいないし、今日は休んでも良かったんじゃないかな。

 

午後の修行は、すでにフライトコースはクリアしたので、ビジネスコースを少し先行でやりますかとのこと。

「やりたいです。やりたいです。ぜひに。ぜひに」

少しでも先に進まなくてはなりません。

なぜなら、ビジネスコースの最後は、8の字飛行を成功させなければいけないのです。

今の状態では、できる見通しは全くありませんでした。

 

その後も、途中休憩しては、温かいジャスミンティーを飲み、また特訓の繰り返しで、フライトコースは終了しました。

 

最後に少しだけDJI Phantom(ファントム)4を操縦させてもらいました。さすがはドローンの銘機だけあります。各種センサー装備のため抜群の安定性で、操縦がうまくなったと感じます。

この日は、だんだん強くなる風に悩ませられましたが、Phantom4でGPSオンにすると、少しの風ではびくともしません。

 

フライトコースめでたく修了です。みっちりと修行した2日間でした。来週はさらにレベルアップするビジネスコースです。

それまでに、自宅でも研鑽を積まなければなりません。そうでないと、とても8の字飛行まで到達できる自信がありません。