【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

【だらだらエッセイ】54歳。なれるのかドローンパイロット

ドローンパイロットを目指す日々を徒然なるままに…(疲れたら愛車ジュリエッタのことも時たまに)

18. ジュリエッタ入院 (ドローンの話全くなし)の巻

完全に具合悪いわけじゃないんだけど、なんだかどこかしっくりこないという体調の時ってありますよね。

例えば「最近、なんか動悸というか、軽く目眩がする時があるんです」など。

そういった時は、早めに医者に診てもらった方がいいと思います。

どこも具合が悪くなかったとしても、生活習慣での注意事項を(例えば水分をなるべく補給しなさいとか)いろいろとアドバイスもらえて、大事を未然に防げることがあるかもしれません。

そうしないと、ある朝、激しい動悸で目が覚め、朝の4時ごろに救急車で病院へ搬送されちゃったりすることが起こらないとは言い切れないのです。

 

 ※この回はやたらと長いです。お気をつけください。

 

ある朝、動悸で救急搬送される!(私が)

 

そーなんです。実際にそうなってしまったのは何を隠そう私なのです。あの時は本当にびっくりしました。

数年前のある明け方、異様な動悸で目が覚めたことから事態は始まりました。

『ウーッ、これはただならぬ感じだぞ。胸がくっくるしい。こりゃ心筋梗塞かもしれん。なったことないけどそんな感じだぞ』

妻も起きて心配そうに見ていましたが、どんどん動悸が激しくなってくるのです。

「救急車呼ぼうか」

「うー、たったのむー。」

 

救急車の中で、脈をはかってもらいながら、私は人生初といえる、かなり具体的な死の恐怖と戦っていました。

あとから妻に聞いた話では、救急車に乗ったとたん、車内が猛烈に酒臭くなり、救急隊員の中に『コイツただの酔っぱらいじゃないの』と言う雰囲気が漂ったそうです。

そんな雰囲気を知らぬ私だけが、「うー、また動悸が激しくなってきました〜」と今にも死にそうな声と弱々しい目で訴え続けていました。

 

心やさしい救急隊員は、とりあえず酔っ払いを病院へ送り届け、速やかに去っていったと思われます。

心筋梗塞で生死をさまよっているわりに、看護師の皆さんから何となくザツに扱われ、何の説明もなく点滴の措置のみで放置気味にされていることに疑問を感じ始めた頃、ようやく比較的年配の看護師さんが、

「だいぶ飲み過ぎましたか。飲む時に水は飲みましたか」などと質問してきました。

『この人は、なぜオレが飲み過ぎたことを知っているのだ。点滴に自白剤でも入っているのか。』

 

確かに昨夜は飲み過ぎました。会社が運営するイタリア料理店で、総料理長と2人でビール飲んで、その後ワインをボトルで2本空けて、最後にデキャンタ注文したと記憶してます。あくまで記憶内なので記憶外で追加があったのかはさだかではありません。

総料理長は酒がめっぽう強いのですが、私は30歳までビールもあまり好きではなく、『みんな酒なんてなぜ飲むのだ、それより森永マミーの方が断然旨い。』と思っていたぐらいの酒弱サラリーマンです。

調子に乗って酒豪のペースで飲んでしまい、前後不覚の歩くボロ雑巾のように帰宅したのは間違いないと思います。

 

「お酒飲むときは同じ量か1.5倍の水を飲むようにしてくださいね。そうしないと脱水症状で頻脈になっちゃいますからね。」と看護師さんは言いました。

 

お酒を飲むと利尿作用で脱水症状になり、脱水症状になると血が流れづらくなるため、末端の細胞がいっせいに「酸素酸素、酸素が足りない。酸素を送ってくれー」と脳にSOSを送るそうです。

すると脳は「ヨッシャーわかった、待ってろよー」と、今度は心臓にもっと頑張って血液送れと指示を出し、心臓は「ワッショイワッショイ」と頑張っちゃうわけです。

それでも壊滅的脱水症状だとなおも血液がうまく流れないため、モットモット→ヨッシャー→ワッショイという魔の鼓動増幅ループにおちいり、鼓動は相州太鼓クライマックス乱れ打ちのごとく激しくなってしまうらしいのです。

 

そんな事が我が体内で起こっているとはつゆも知らぬバカ司令塔である通称「私」は、明け方に激しい動悸で目を覚まし、苦しい苦しいと騒ぎ立てて妻を起こし、さらに宿直の救急隊にまでご足労いただき、明け方の一番疲れがたまっている看護師さんのご厄介になるという、大迷惑な悲しき自分だけ心筋梗塞オヤジと化していたのでした。

『なーるほど。だから皆んな冷たかったのねぇ。』

 

水分だけの点滴(人生初点滴)とペットボトルの水を飲み1時間ほどで回復した私は、薄っすらと明るくなってきた明け方6時、コソコソと逃げるように、妻に連れられタクシーにて病院をあとにしたのでした。

 

それ以来、酒の時は水分補給を欠かさず、さらには、普段の生活でもマメに水分を補充するようにしています。

とても勉強になりました。皆様ありがとうございました。

 

 

ジュリエッタ トランスミッションの不具合発生  〜そもそもアルファのトランスミッションとは〜

 

のっけから脱線してしまいましたが、何を言いたいかというと、車も人間と同じではないかということです。

我がジュリエッタも基本は調子いいのですが、最近、どうもトランスミッションの挙動が少しだけおかしなぁと思っていたので、自分の事を教訓に、大事を取って検査してもらうことにしたのでした。

 

 

ジュリエッタトランスミッションはDCT(デュアルクラッチトランスミッション)と言うシステムで、MT(マニュアルトランスミッション)の発展形の技術だそうです。

違いはクラッチが2つあり、そのクラッチ操作をコンピュータがやってくれるというところでしょうか。

アルファロメオではそれをアルファTCT(ツインクラッチトランスミッション)と呼んでいます。

イタリア人でもメカキチみたいな技術者がいるんでしょうね。

 

アルファ ロメオのデュアルクラッチAT「TCT」を開発者が解説 - Car Watch

 

通常のAT(オートマティックトランスミッション)は、トルクコンバーターがあるので、アクセルを踏み込んだ時にちょっと滑るような感覚があるんですよね。

どうもそれがあまり好きではないんです。

『人生滑ってばかりだから、せめてトランスミッションは滑らないで。』とでも思っているのでしょうか。

その点、DCTはガッチリとしたダイレクト感があって、滑らないどころか、たまにガツンとぶっきらぼうにつながる時もあり、そこがMTの感覚に近いので私はとでも好きなのです。

 

走り屋でもないのにMT派である私は、本当のこと言うとMTが欲しかったのですが、日本で販売しているジュリエッタはすでにMTの設定がなく全車DTC(TCT)に変わってしまいました。

アルファロメオならMT車を残してもと言いたいところですが、日本ではMTはほとんど売れないらしいので仕方ないですね。

まあでも慣れるとTCTもなかなかいいんですよね。パドルシフトを使えばMT感的な操作感を楽しめますし。

 

アルファTCTの前はセレスピードという、これまた味わいのある人間くさいトランスミッションだったそうです。

その魅力は「アルファ147を語るライダー」で、一般ドライバー目線で語られています。

ヤフオクで購入したアルファロメオ147の修理に苦労させられ、手間がかかるところがまたイイみたいな感じに完全ハマっちゃっている人でした。

 

 

このようにトランスミッションのうんちくを書いていると、購入前に車のことを調べに調べて、他メーカーと比較検討し、吟味の上、慎重に選び購入したように見えることと思います。

しかし、これらは購入後に調べて初めて知ったことなのです。トランスミッションだけでなく、エンジンのことも燃費のことも維持費のことも事前に調べてはいませでした。

 

 

国産車デザインナンバーワンはmazdaだ!(またちょっと脱線)

 

そもそも、すぐに買い換える予定なんてなかったんです。初代アテンザ スポーツ23S イエローのMTは非常にお気に入りで、なかなか買い換えるほど気に入った車がみつからなかったのです。

f:id:keisuke320:20180918232010j:image

それに、つい先日11月に車検を通したばかりで、次の車検までにゆっくりと考えようかな程度にしか思ってませんでした。

何より私を慎重にさせたのは、

「12年も乗ったしそろそろ買い換えてもいいかもねぇ」と、なにげなく妻に言ってみたところ、

「ほとんど乗らないんだから、もう廃車にしたら? ウチに車いらないじゃない」と言われたことです。

これはマズイですよ。本当に慎重にいかないと。 

 

それにしても、気にいったデザインの車ってなかなかないんですよね。

日本車でデザインが良いメーカーと言ったら、私の中ではmazdaしか考えられません。

低迷してフォード傘下に入ったmazdaの復活が始まるまさに第一号が私の持つ初代アテンザなのです。

2年間新車発表なく沈黙していたmazdaが、zoom-zoomのコンセプトとともにアテンザを発表した時のCMは本当に印象的でした。

ハズキ ルーペ的に言うなら「スゴイぜ!マツダ アテンザ‼︎」です。

 

 

 

その後mazdaデザインは更に発展し、今のmazdaデザインを支える「魂動(こどう)」コンセプトへと進化しました。

先程の私の「鼓動」ではなく「魂動」です。

その「魂動」デザインのもととなったのがコンセプトカー「靭(SHINARI)」なのです!

 

このPVは何度も見てしまいます。

「スゴイぜ!マツダ シナリ‼︎」

 

それはそうと、50歳代男性のカーデザインの根底には「マッハ号」があるのではないでしょうか。

「靭(SHINARI)」を見た時、真っ先に思い出したのが「マッハ号」でした。

好きだったなぁ「マッハ号」。

 

今やデザイン面で、国内ではmazdaの右に出るメーカーはないと言えるでしょう。

しかし、残念ながら3世代目のアテンザは、私にはかなりでかくなり過ぎてしまいましたし、アテンザより完成度高いのではと思うアクセラは、フロントのナンバープレートの位置がどうしても納得できませんでした。

アクセラなー、ナンバープレートないとカッコいいんだけどなぁ。

あの位置だけはないよなー。どうしてもチョビ髭に見えちゃうんだよなあー。

マセラティみたいにフロントグリルの下につけて欲しかった」

 

そう思う人はやはりいるようですね。YouTubeにこんなものがありました。

 

 

もはやアルファロメしかない!

 

こうして国産車はあきらめ、それまで考えもしなかった輸入車に目を向けたのでした。そこで目に止まったのがアルファロメオです。

すっかり忘れてましたが、30歳代の頃アルファロメオ好きだったんですよね。

当時は155が非常にカッコよく、また近くの駐車場にとまってた並行輸入の146も個性的で散歩のたびに覗いたものです。

その後も156や147、159、ブレラなど個性的な車種が色々ありましたねえ。

その時のイメージは「アルファロメオってなんかスゲー」でした。

 

映画007シリーズでアストンマーチンアルファ159の繰り広げるカーチェイスでも、断然159がカッコイイのであります。

最後に谷底に落っこちて大破しちゃいますが。

 

 

さて、アルファロメオの現行ラインナップを見てみると、なんとMito(ミト)とジュリエッタ、4Cの3車種しかないではないですか。

『なんだか随分と少ないなぁ。輸入されてるのが少ないんだろうな。本国だとどのくらいあるのかな。

エーッと。ウォー、本国でも3車種かよ。大丈夫かアルファ』

 

会社の規模は小さくても何のその、大切なのはデザインの良し悪しです。

中でもジュリエッタに心惹かれたので、ネットで写真や動画をせっせと見はじめました。

 

 

偶然なのか必然なのか。出会いは突然に…(面倒くさく脱線します)

 

そんなある日、そもそも肝心の実車を見たことがなかったので、まずは実車を見てカタログでももらおうと思い立ち、12月第2週の日曜日にアルファロメオのディーラーにふらりと行ってみました。

そういえば、アルファロメオのディーラーに行くのは、はるか昔に156を見に行って以来です。

 

そこに展示してあったのが、ジュリエッタの限定車ディヴィーナでした。

f:id:keisuke320:20180910133533j:image

アルファロッソ(レッド)のその車は、2Dの写真で見るよりずっと素晴らしく、カッコイイようなカワイイような、スポーティーでありエレガントでもあり、見る角度によって表情が変わる、なんとも個性的なエクステリアデザインでしたです。

さすがイタリア人、3Dの達人です。

 

インテリアデザインもシンプルで、シートの色もとても気に入りました。

センスいいぜイタリア人。

 

「この車は、ショールーム展示車で非常にお買い得な車なんです。最後の1台なんですよ。」営業マンが語りかけてきました。

本当によくある話の持って行きかたです。

 

「試乗してみますか? 試乗の間に、なんならお車査定しておきますよ」

「じゃあ、ちょっと試乗させてもらおうかなぁ。」

と、周りを一周させてもらいました。

 

その後、見積もりをもらうと確かにお得ではありました。あくまでもとの価格から言うとですが。

「お車の下取り価格ですが、結構いい価格でましたよぉ。30万円ではいかがでしょう」

「・・・」

どうだ!みたいに言われたのですが、下取りなど全く考えてもいなかったので、高いのか安いのか全くわかりませんでした。

そもそも車検終わったばかりということを考えると、ごく普通の価格なのじゃないでしょうか。

 

「ナビがついてないですが、特別サービスでつけちゃいます。」

なんだかココだけの話のように、他に誰もいないのにもかかわらず、少し声を落とし言ってきました。

 

カタログなど一式いただいて一旦引き上げました。

ファーストインプレッションが良かったからか、自宅でカタログなど見ていたら、何だかすごくいい買い物に思えてきました。

『こう言うのを、運命的な出会いと言うのだろうか』

「お金持ちになる壺」をけっこう簡単に買いたくなる、洗脳されやすい性格なのかもしれません。

 

その日、妻は研修で外出してましたが、夕方帰ってきて早々に

「なんかすごくお買い得な車があったんだよねー。今度一緒に見て欲しいんだよ」と言ってしまいました。

買い換えの話は慎重に進めなければいけないことはすっかり忘れて。

 

すると驚いたことに

「じゃあ、今から見に行く?」

『疲れて帰ってきてるのに予想外だぞ。普段じゃ考えられん事態だ』

まさか今行こうと言われるとは思いませんでしたが、さっそく一緒にでかけました。

 

「また来ましたよー」と先ほどの営業マンに挨拶して、妻にジュリエッタを見せたところ、

「何だかワクワクする車ね」

これまた驚くようなことを言い出しました。

「そーなんだよね。結構いいでしょ。展示車でお買い得なんだってさ」

 

我々2人を見ていて営業マンきっとかなりの脈ありと思ったんでしょうね。こんな事を言い出したのです。

「実はですね、さらにお得な車がたった今系列店から1台あると連絡あったんですよ。こちらは展示車ではなく新車です。12月末までの限定車なんですぅ。お客様本当にラッキーですね」

それは、ジュリエッタ クローチェラというと限定車でした。

「こちらは、ナビもついてますし、そちらと違って電動シートにもなってますし、シートヒーターも3段階に切り替え可能なんです。さらに先程と価格はほぼ変わらないんですよ。お見積り出してみましょうか」

「そうですか、それじゃあ、まあお願いします」

 

それにしても、なんだか今日は予想外続きで思考をつかさどる「私A」は完全に機能しなくなっていました。

どんどん出てくる虫のいい限定車にも、普段であれば『限定車どんだけ余ってんだよ』とか、『もう少しすると、更にお得な最後の1台の限定車ありましたぁーなんてくるんじゃないの』とか思うところですが、

『へー、そんな事もあるんだなー。ふしぎー』なんて思考ゼロの反応しかできません。

 

「見積もり出ましたぁ」と営業マン元気に戻ってきました。

確かに先程とあまりかわら価格です。だったらこっちがいいねえ新車だし、シートも電動だしなどと思ったりしてました。

 

「なるほどですねー。どーするなかぁ」

どうするもこうするもないですよね。今日ふらりと見にきただけで、今は本日2度目とは言え、ちょっと妻にも見せに来ただけですから。

 

論理的「私A」がサスペンド状態になってしまったため、あとは直感で物事を判断する感覚的な「私B」に「私」をコントロールする全権が委ねられました。

 

「見積もりですけど、ここの端数がなんか気持ち悪いですよね。この端数切り良くならないですかねぇ」

端数と言うにはちょっと多めの数字でしたが、直感的な「私B」はそこが気になったようです。

 

「ウーン、これでもかなりお得なんですが。わかりました。今日ご契約いただけるのでしたら、今から上司にかけあってきます。」

彼はついに勝負にでました。伝家の宝刀を抜いたのです。

 

結局、「私B」はその日に契約してしまいました。

端数はというと、キレイに削ってくれるのかと思いきや、

「2万円だけもらえませんかねー」

東南アジアのお土産物売り場の価格交渉のようなやりとりになってきました。

 

「前よりも更にキリが悪くなってませんか」

「ぶっちゃけて言いますとあまりにも利益が…」

「ちなみに見積もりに書いてないですがマットはついてるんですよね」

「大丈夫です、マットはサービスします」などなど。

だいぶ頑張ってくれましたので、最後にオッケーしたのでした。

 

オッケーしたのでした、ではないです。

実物ジュリエッタと初めて会ってからまだ10時間ぐらいしかたってないんですよ。

こんなにすぐに買ってしまうとは全く驚きです。

直感で決める「私B」は試行錯誤しないので結論が早いです。「欲しくてお得なんだから買えばいいじゃん」という考えなのです。

支払いのことなどあまり考えないようです。

当然ながら支払いについては後日色々と検討することになります。 

それにしても、妻もよく納得してくれたものです。

 

偶然と思える事でも必然であったとしか思えない事がたまにあります。

この日の事もあとから考えると、この車を買うのはあの時決める以外はなかったとつくづく思いました。

翌週が賞与だったのですが、「いやー、20歳代に戻ったなぁー」というぐらいの額だったのできっと購入意欲は低下していたと思います。

そしてグズグズしているうちに年が明け、2月のマイナーチェンジを迎え、エクステリアもインテリアも部分的に大変残念な変更と、さらに価格設定もグンと上がってしまったことで、購入する機会は永遠に失われたことと思います。

 

納車は12月26日、平日なので会社を早上がりしてディーラーに引き取りに行きました。その時の上司(自身もメルセデスベンツが愛車)だけには早上がりの事情を話していました。その上司との当日会社を出る時の会話は、

「それでは、今日は上がりますね。例の日なので」

「そーでしたね、お疲れ様です」

こんな感じで、さらーっと出て行こうとすると、

「そうそう、例の件、あとで報告おねがいしますね」っと比較的大きな声て言っきたので、必要以上にドキリとして

「かーしこまりましたぁー」と上ずり加減で、逆に変に目立つ返事をしながら、足早に退社したでした。

 

ディーラーに行く途中、アテンザに最後の洗車をして今までの労をねぎらいました。

新旧愛車を並べて記念写真をパチリ。

アテンザよ長いことお疲れ様でした。

f:id:keisuke320:20180915095905j:image

 

購入後どうなったかと言うと、ますますこの車が好きに好きになり、その後1年以上も色々な情報を調べまくったのでした。

↓この車に興味を持った方はこちらもぜひご覧ください。

 

 

それで結局トランスミッションはどうなったのか

 

さて、またまた脱線話が長くなりましたが、話を元に戻すと、そのような経緯で購入した我がジュリエッタのどこに違和感を感じるたかというと、ここ1ヶ月ほど、駐車場から「いざ出発!」という時に、ドライブシフトをDにしても1速に入るのに数秒かかるようになったところです。

1速に入らない間はDランプがチカチカ点滅して、何か私に伝えようとしているかのようでした。

そのチカチカ時間がだんだん長くなってきたので、大事をとって、9月1日にディーラーに持って行くことにしました。

検査入院の手続きをして車をあずけました。しばしのお別れです。

 

せっかく来たので「ジュリア」の試乗をさせてもらいました。

ジュリアというのはジュリエッタの兄貴分と言える車です。

3車種しかなかったアルファロメオDセグメントでジュリア、SUVステルヴィオが加わり5車種にもなりました。

 

「エッタ」というのはイタリア語で「小さな」という意味があるようです。ジュリエッタは「小さなジュリア」という意味なんだそうです。

そう聞くと「エッタ」ってなんか可愛いですよね。

 

 

試乗したのは「ジュリア・ヴェローチェ」です。

ヴェローチェというとコーヒーショップを思い出しちゃいますが、イタリア語で「早い」という意味だそうです。

『うーん、ジュリア。いいことはいいんだけどねー。なんかこう、アルファロメオならではの強力な個性に欠けるんだよなぁ。サイドラインもなんかBMWに似てるしなぁ。』

やはり私はジュリエッタの方が断然好きです。

 

 

 

数日後、ディーラーから連絡がありました。

「TCTですが、やはり1速に入る時間がちょっと長いようです。本国とも相談したのですが、今回はTCTユニットを交換することになりました。保証期間内なので費用は一切かかりませんのでご安心を」

「そ、そうですか。よろしくお願いします」

 

『おー、なんだか意外とオオゴトになってるなあ。TCTユニットって何だかわからんが大手術じゃないの。健康になって早く帰ってこいよー』

 

私のようなニセ心筋梗塞ではなく、意外と重症のようでした。早めにみてもらって良かったです。

 

翌週、手術の経過を聞くと

「実はですね、TCTユニットを交換しても症状が消えないんです。本国と連絡を取りまして、1、3、5速の奇数側クラッチを交換することになりました。もう少々お時間もらえないでしょうか。」

「TCTの不具合珍しくないですか」

「そうなんです。私共も初めてのケースで手探りで進めております」

本国信用できるのかなぁ。

ワイパー起きないことも気づいていないかもしれないのに。

 

うーん、心配です。

不具合ある我が会社に対しては愛社精神は起きないのですが、調子が悪くなってしまった車には愛車精神が醸成されるような気がします。

 

その後については結果が出たあかつきに、そしてブログのネタが不足している時にまたアップする予定です。

 

 

<追記>その後ジュリエッタ無事なおりました。