20. ジュリエッタこぼれ話。登場する映画紹介
ジュリエッタが登場する映画がありましたのでご紹介します。と言ってもいくつもありませんが。
今回もドローンの話は全く出てきません。
「ワイルド・スピード EURO MISSION」
まずは「ワイルド・スピード EURO MISSION」です。ちなみに「ワイルド・スピード」は邦題で、原題は「The Fast and the Furious」だそうです。
映画終盤に、ジュリエッタはやや強引な感じで出てきます。
軍の大型輸送機を使って逃亡を図ろうとするショウ(犯罪組織のボス)と格闘するブライアン達の横に、何故かジュリエッタがちんまりと置いてあります。
そこにブライアンとミアが乗り込んで、滑走している軍の大型輸送機後部から脱出。
車のエンジンはどうやってかけたのかな、キーは刺しっぱだったのかなど細かいことは別として、そのままヴェーグ(ショウの手下)のフリップ・カーとバトルして始末したあと、輸送機のフラップにモリをぶち込んで、そのまま輸送機を引きずり墜落、大爆発させちゃうんですよ、強引ですよね。
映画とのタイアップではないかと思いますが、クライマックスで大活躍するので、タイアップ料高かったんじゃないでしょうか。
「私をスキーに連れてって」で登場したトヨタ セリカGT-Fourはバカ売れしたらしいですが、ジュリエッタは「ワイルド・スピード」効果あったのでしょうか。
「私をスキーに連れてって」で大暴れ!トヨタ セリカGT-Four
そういえば、セリカGT-Fourも渋滞する車の上をジャンプしたり、ゲレンデを激走するなどやりたい放題でした。
「アイアムアヒーロー」
次は邦画「アイアムアヒーロー」 です。
長澤まさみが一時期アルファロメオのCMに起用されていた関係で、出演映画にジュリエッタをねじ込んだんだのではないでしょうか。
個人的には長澤まさみとアルファロメオってイメージ合わないと思うんですよね。
この映画はamazon primeの映画でたまたま観たのですが、和製ゾンビ物でという感じで、終盤はかなりグロテスクでした。
ゾンビ(ZQN)に囲まれた大泉洋が、猟銃をぶっ放してゾンビを吹き飛ばし続け、最後に血の海の中、真っ白なジュリエッタで長澤まさみと有村 架純と逃げるというものです。
車のキーが出てきた時『まさかなー』と思いましたが、そのまさかでした。
「血の海のあとの真っ白な車で注目させ、あの車何かなぁ印象的だなぁと記憶に残させ、購入に結びつける、いわゆるAIDMAの法則ですよ。」
なんてプレゼンした人がいて決まったのかもしれませんが、この映画は全く効果ないと思いますね。何でも出せばいいというわけじゃあないですよ。
「卒業」
あとは、ジュリエッタと言っても古いジュリエッタが出てる映画です。
一番有名なのはやはり「卒業」でしょうか。
ジュリエッタ スパイダーが印象的です。(ジュリエッタ スパイダーではありませんでした。アルファロメオ1600スパイダー デュエットでした)
ちなみに「スパイダー」とはオープンカーのことです。
ただ、映画が古すぎて馴染があまりないです。
同じ古くても、私が好きなのはこちらです。
「アルプスの若大将」
「アルプスの若大将」にもジュリエッタ スパイダーが出てるようです。気がつきませんでしたが。(これもジュリエッタ スパイダーではなく、ジュリア スパイダーでした)
コメディー映画最高峰は
「若大将」シリーズは一時凝ったことがあります。とにかく話の展開が無茶苦茶で、非常に笑えるのです。
一番のおすすめは「エレキの若大将」です。
加山雄三扮する若大将はアメフト部のキャプテンなのですが、青大将(田中邦衛)の事故の慰謝料のために、賞金目当てで勝ち抜きエレキ合戦に出場します。
このエレキ合戦もなかなか笑えるのですが、圧巻なのはやはりラストシーンです。
若大将はキャプテンのくせにアメフトの試合に遅れ、負けてるハーフタイムになんとヘリでグランドに降り立つのです。
遅刻したのに皆文句も言わず大歓迎。その後奇跡の大逆転となりめでたしめでたしとなるのですが、遅れてきた上にヘリで、しかもグランドに降り立つとは、その時点でキャプテン失格です!
この時代の若者の憧れを詰め込み過ぎたコメディ映画として、非常に面白く見ることができますので機会があったらぜひ見てください。
しかし、何と言ってもコメディ映画の最高峰は植木等の「ニッポン無責任時代」で間違いないです。
映画の中で社員旅行(昔はありましたねこういうの)の宴会の余興で披露される「ハイそれまでョ」は、途中でガラリと曲調が変わる曲として、Chicagoの「Hard To Say I'm Sorry」と共に永遠に語り継がれる名曲といえます。
最後はジュリエッタが出てくる映画とは全く関係ない映画に脱線してしまいましたが、何が言いたいのかというとハナ肇とクレイジーキャッツは最高!ということです。(そこか〜)